【犬を飼うということ】犬との幸せのために知ってもらいたいこと

トイプードルとの生活
この記事は約5分で読めます。

先週末はちょっとショックな出来事がありました。犬好きが高じて『犬の販売の商売で飯を食っていこう・・・』となっていき、それが、経営の名の元により〝効率化〟していくとき・・・。ソコには本来の志がなくなり『利益と合理性だけを追い求める姿』になります。

とっくん
とっくん

ボクの知人が「犬を売る繁殖するビジネス」をやっていますが、その現場があまりにも悪環境だったので、驚きました。

 

【犬を飼うということ】犬との幸せのために知ってもらいたいこと

犬との生活を夢見ている人にとっては、「無理なく犬と一緒に生活できること」が前提となります。このためには、犬が健康な状態で飼い主と出会うことが重要です。

 

犬の生産工場「パミーミル」!! 知ってもらいたい子犬販売の現状!!

皆さまは『パミーミル問題』って聞いたことがありますか?

今回のブログ記事で説明する前に、「福井新聞社」の記事映像を転載しますので、こちらをご覧ください。

すし詰め子犬工場「まるで地獄」ー Jam-packed puppy mill "Just like a hell"

パミーミル問題は、犬の流通による仕組みが根源の原因!!

日本においては、ペットのワンちゃん、ネコちゃんを「ペットショップ」で購入するというのが一般的かと思います。

「ペットショップ」という店を介在して「生き物=商品」を売り買いする仕組みの中では・・・

・価格競争
・需要と供給のバランス

この2つの課題が必ず出てきます。

消費者として「犬を購入する立場」としては、同じ犬種では安いほうがよいと思えますし、ペットショップ側の立場では「犬を安く仕入れて高く売る」「ロス(売れ残りを減らす)」という2つのことを目指します。

 

需要供給のバランスが一致することは理論上ありえない!!

ペットショップが仕入れる犬の数と実際に売れる数とが一致し、『売れ残りの犬(店側にとってはロス)がゼロ』というのは理論上ありません。

コンビニエンスストアでも「日付が変わって売れなくなる商品(弁当など)」が必ずありますし、そのことは、ペットショップビジネスでも変われないことです。

さらに、犬を販売するためには「繁殖」をさせなければなりませんが、高齢になって出産できなくなった犬の処遇は、ビジネス的な表現で書くと『負債』となるでしょう。

 

「負債」になった繁殖の犬を引き取るビジネスがある!!

これも近年社会問題化していますので、報道番組の特集の映像を転載しておきます。これを見た方が分かりやすいです。

ブリダーたちがもう用済みの犬を引き取り屋に・・・・この実態をどう見る?

【ショック!!】見学したブリーダー犬舎が【パミーミル】状態!!

さて、犬のネタをフェイスブックに投稿していたところ、知人の紹介で『ブリーダーの犬舎を見学に行くこと』になりました。

それで、実際に行ったところ、所謂「繁殖用の犬(雌犬)は、狭いケージの中で生活」しており、散歩にも連れて行ってもらっていない・・・とのことでした。

担当者に話を聞くと『ヒート(雌犬の発情のこと)をしている時期には他の犬との接触が危険で、散歩の手間などを考えるとこの方法でしか飼育ができない・・・』と言うことでした。

ケージは言ってみたら、『牢獄』でしたね・・・。

成犬で繁殖用に犬が狭いケージに入れられて自由もナニもない状態で過ごしていました。トップ写真のわが家のミアモのスペースの4分の1くらいのケージでした。

 

 

ペットショップでの流通がある限り『不幸せな犬』は生まれる!!

このブログではできるだけ〝きれいごとは書かない〟ように心がけています。なので、ペットショップの現状も、『一方的に業者が悪い!!』とは書きません。

ただし、分析で改善方法を書けば・・・、ペットショップの流通と販売方法がメインの日本では、不幸せな犬は減らないでしょうね。

これを解決するためには、犬を飼う側の知識を身につけることが必要です。

 

【健全な犬の売り買いをするためには?!】 犬舎を見る

ペットショップは流通で小売業なので、実際、子犬がどのような環境で産まれて育ったのか?!が分かりません。なので、犬を飼う側が『犬舎や環境状態を見ないと、犬を飼わない!!』とすることが前提です。

 

【健全な犬の売り買いをするためには?!】 母犬を見る

同じように、健康な子犬を産むための母犬がどのような性格で、どのような環境で暮らしているか?!を犬の販売者が見せてくれるのであれば見たほうがいいと思います。

 

 

まとめ:とっくんは子犬はを売りますが・・・

以前のブログで書いたように、とっくんはミアモに出産をさせて、子犬を有償譲渡(販売)をする予定です。

 

 

だだし、実際に子犬を売る際には、以下の点を守ろうと思っています。

・直接販売(飼い主と面会した上で売る)
・母犬(ミアモ)と子犬にも会ってもらう
・適切なドッグトレーニングを受けることを条件とする

大切な命を他人様に預けるのであれば、それくらいのハードルの高さを求めても良いと思っています。

仮に、こういう条件の下で「子犬の購入者が見つからない場合」は、ミアモの出産を見送るだけの話です。

飼い犬も【資産に変えるゾ!!】の発想ですが、それは経済価値(お金の換算)ではなくて、われわれ家族の生活の質を高めるという意味での〝資産〟を、ミアモには与えてもらっていますので・・・。

無事、子犬販売ができる「資格を取得したら」・・・

ここに登録して、後は、良い飼い主さんとの出会いを待つだけです!!

本日も、ブログ記事を最後までお読みいただき心より感謝しております。

↓ペット用品は通販で買っています。

タイトルとURLをコピーしました