【高齢者事故対策】免許返納は最適の方法か?!左足ブレーキは?

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「相次ぐ高齢者事故」が全国で報道されていますが、皆さまのご家族に高齢者ドライバーはおられませんか? とっくんの父親は、まさに高齢者ドライバーでそのものです。なので、全国の高齢者ドライバーの事故の話を聞き、今、家族で話し合いをしているところです・・・。

皆さま、こんにちは。25年間「左足ブレーキ」を実践している、不動産屋の2代目社長とっくんです。

東京都の池袋で、高齢者ドライバーによる死傷事故をきっかけにして、行政側の対策が急がれています。東京都は9割補助で「急発進防止装置」の設置を補助する方針を発表しました。

一方で、高齢者ドライバーの【免許返納の必要性】だけが声高に叫ばれていますが、果たしてコレはよい流れでしょうか?

 

テーマ:【高齢者ドライバーの免許返納】は最適の方策か?!

今回のブログ記事のテーマです。とっくんの父親のことも含めて、このテーマを考えていきます。

 

【世界標準】レベル3の自動運転車の普及

キャスター辛坊治郎氏さんは出演したラジオ番組で『世界ではレベル3の、ほぼ自動運転のような車の普及が始まっています。日本は国交省や警察庁、経産省の妨害工作でなかなか普及しないけれども、欧米の圧力でレベル3の車が日本国内でも発売されるようになるでしょう。あと3年くらいだと思います・・・』と語っていました。

 

【自動運転レベルの各定義】
レベル0(運転自動化なし)運転者が全ての運転操作を実施する
レベル1(運転支援)システムが前後・左右いずれかの車両制御に係る運転操作の一部を行う
レベル2(部分運転自動化)システムが前後・左右両方の車両制御に係る運転操作の一部を行う
レベル3(条件付運転自動化)限定された条件のもとでシステムが全ての運転タスクを実施するが、
    緊急時などシステムからの要請があれば運転者が操作を行う必要がある
レベル4(高度運転自動化)限定された条件のもとでシステムが全ての運転タスクを実施するが、
    システムからの要請などに対する応答が不要となる
レベル5(完全運転自動化)限定条件なしにシステムが全ての運転タスクを実施する

 

辛坊さん『レベル3の自動車は認知症の方が乗っても、この間の池袋や福岡のような重大事件は起きないのです。しかしレベル3の自動運転のついた車に乗るために、運転免許制度の緩和は日本の規制の状況からすると当分されません。つまり免許を返納してしまうと、安全な車にも乗れなくなってしまいます・・・』

ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」(6月13日放送)より

 

 

【すごいゾ!!自動ブレーキ】 ~4種類のブレーキタイプ

「自動ブレーキ」とは、どんな感じでしょうか?! 自動ブレーキは【センサーのメカニズム】により4種類があります。

①1台のカメラのもの
②2台のカメラのもの
③ミリ波のレーダーのもの
④赤外線レーザー

自動ブレーキ搭載の車の中では、スズキのハスラーが有名です。

ハスラー 安全装備|スズキ
スズキ ハスラー の公式サイト。「スズキ セーフティ サポート」をはじめとしたハスラーの安全装備をご確認いただけます。

ハスラーの中には上記②の2台カメラ搭載があります。これは、「人間の目」と同じなので、霧などが出ると見えなくなってしまいますが、ブレーキは強力に効きます。

これが③のミリ波のレーダーになると「人間の目が効かないような霧のなか」でもブレーキが効きます。

 

【すごいゾ!!自動ブレーキ】 ~東京都の補助は意味のある「9割補助」

最新の自動ブレーキなら「池袋の暴走事故」「福岡の暴走事故」も絶対に車が勝手に止めていたと言われています。

自動ブレーキには「お金がかかる・・・」と言う人が出て来ますが、そのためにも、東京都の「9割補助」には意味があると言えるでしょう。

 

【免許返納】したら自動ブレーキ搭載の車も運転できなくなる!!

「限定免許の導入」はいいが、免許返納をしてしまっては、高齢者はあらゆる車を運転することができなくなります。

都会のように公共交通機関が発達している環境では「車ナシ」でも生活できますが、それができないような脆弱な交通網の地方もあります。

とっくんは【左足ブレーキ】を実践しています!!

ところで、とっくんは、25年以上前から「左足ブレーキ」を実践しています!!

タイトルの写真のように、ブレーキの「踏み板」は、アクセルよりもはるかに大きいです。

オートマチック車は、クラッチ板が必要ないので、左足を使ってクラッチを操作する必要がありません。

小生は【左足は常時、ブレーキに乗せているような感覚でつま先を立てて、右足のアクセルを離すと同時に左足でブレーキを踏む】・・・、このリズムで運転しています。

自分の意識としては「左足で運転しているような感覚」です。
また、駐車場などで車をバック運転する場合は、右足は使わず、左足のブレーキ板を踏んだり、離したりして車の動きを調整しています。このため、バック運転の際にアクセルを踏み間違うことはありません!!

 

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まとめ:もう少し落ち着いて【免許返納】を考えましょう!!

高齢者ドライバーの「免許返納」は、家族を巻き込んだ生活パターンの変化をもたらします!!

とっくんの意見としては、高齢者自身が①体調がすぐれないときには運転を控える②自動ブレーキ搭載の車を運転する③無理な運転をしない④車を運転する予定の情報を家族と共有するーー。

まずは、家族内のコミュニケーション力を高めて「免許返納の前にできること」を考えたほうがよいと思っています。

 

 

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