【メタ漫才とは】M-1グランプリで歴史を作った「ジャルジャル」

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筆者は、個人的な趣味が「漫才研究」です。2019年のM-1グランプリでは、ノーマークの「ミルクボーイ」が優勝しました。
M-1グランプリでは、それまでの漫才のスタイルを一変させる、新たな「発見」をさせるコンビがいます。今回の記事では、「M-1グランプリ2010」で初めて『メタ漫才』を披露したジャルジャルを語ります。 テーマは『メタ漫才とは?』です!!

【このブログの筆者プロフィール】波乱万丈の人生の末、50歳を超えて不動産会社の社長に。新卒で新聞社に就職→30歳で退職→サッカー選手の代理人→プロサッカーチームのフロント→不動産会社の営業→プロサッカーチームのフロント→インキュベーションマネージャー→経産省プロジェクト研究員→インキュベーションマネージャー→起業失敗→ブログを書きまくる→企業誘致課の参与→株のデイトレードで失敗→→行政の仕事→引きこもり→不動産会社取締役→2018年念願の社長に・・・。(写真は3歳当時)

 

【メタ漫才とは】M-1グランプリで歴史を作った「ジャルジャル」

【メタを高め】てリアルさを追求!!【水曜日のダウンタウン】の凄さ
大雨が続いていますね。本日は『水曜日』です。水曜日と言えば?不動産屋が休み!! いえ、違います。TBSの『水曜日のダウンタウン』ですね。小生が一番笑える番組です。今回の記事では、【メタ】を通しての、ブログ論を考えてみます!!

お笑いコンビ「ジャルジャル」がM-1グランプリ2010で見せた『メタ漫才とは』がこの記事のテーマです。

【メタ】という意味は?!

まず、「メタ」という言葉から説明します。心理学でも使われるメタは活用されていますが、元々は『高次の・・・』という意味があります。ある事象(コト)を自分が『認知していること』を「メタ(高次の)」視点から認知するというのが直接的な意味になります。

 

【衝撃】M1グランプリ2010決勝でのジャルジャル【メタ漫才】!!

ジャルジャルの漫才は、コンビニの客と店員の会話で、ツッコミ側が『(相方が)次、ナニ言うか知ってるからなぁ~』と、このネタを2人でかなり練習してきたことを明らかにして、ボケ側が『それ、絶対言うたらあかんやん!』と返しました。

漫才師は「ネタの出来を競う」というプライドがありますので、自分たちが「漫才(ネタ)をやっていることをネタにする=メタ漫才」は、タブーをする風潮がありました。

この時、司会の今田耕司さんは『なかなかの掟破り感でしたねぇ・・・』と紹介し、審査員の松本人志さんは『これを漫才とっていいのか・・・』と語りました。
審査員は誰もが頭を抱えていました。

ところが…、です。
ゴールデンタイムで高視聴率の【M1グランプリ】でジャルジャルが「メタ漫才」を披露して以来、テレビ界、特にお笑いの分野では【メタ】の手法を使う芸人が増えてきました。

ジャルジャルの漫才は、「次世代の笑い」を先行してやっていたわけです。

ジャルジャル以後の【メタ漫才】は?!

ジャルジャルがM-1グランプリで「メタ漫才」を披露して以後、多くの漫才師がこれをやるようになりました。大舞台でこれを披露したのは「アルコ&ピース」がTHE MANZAI(フジテレビ系)で『忍者の巻物』でやりました。

 

現在の漫才は「設定」の工夫がかなりされている!!

https://shisannikaeruzo.com/?s=M-1%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%97%E3%83%AA&paged=2

(筆者の「M-1グランプリ」の記事の一部です↑)

M-1グランプリは、競技漫才で「4分間」というタイムの中で、面白さを競うので、できるだけ『フリ=設定を説明する』を短くして、早くボケを入れて「笑いの手数を増やす」のが定石でした。

このとき「メタ漫才とは」を設定に入れると、『設定が二重になる』ことになります。これは、競技漫才としては、かなりリスクです。

 

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まとめ:ブログサイトの記事の中では【メタ】が定番!!

漫才の世界では「ジャルジャル」が新しい道を切り開きましたが、表現の世界では『自身がやっていることをリアルで説明するメタ』がかなり使われています。

このブログサイト【資産に変える実体験ブログWordPress専用クラウド型レンタルサーバー『wpX Speed』使用】も、ブログ記事のあらゆるところに『メタ』を使っています。

ブログ記事の中で取り上げている「情報」という存在を、ブロガー(執筆者)自身が、どう理解しているか?という「認知」が一つのメタ度をつくりあげています。ブロガー自身が「自分のブログのことを語る」「ブログの内幕を明らかにする」など―手の内を読者様に披露して、リアル感を伝えています。

「メタ」を活用することで、情報の客観性を筆者(表現者)と受け手(読者)が共有することができますし、筆者は「メタ的記事」は有益だと考えています。

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