【街コンと合コン】決め手はトーク力、秘訣は【漫才】にアリ?!

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今から9年前の話ですが、とっくんの住む地域で『まちづくり活性化の企画コンペ』がありました。とっくんもこのコンペに参加し【漫才を使った地域振興~The ひょんきんず】を提案しました。

皆さま、こんにちは。地域活性化に人生を捧げる、不動産産屋の2代目社長とっくんです。

今や、日本全国、至る所で街コン、合コン、婚活のブームですよね。
これって、うがった見方で否定的に見るおじさんたちもいることでしょうが、同じおじさんでも、とっくんは違いますよ。

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男女の出会いは元より、世代の差のギャップを埋めるべく飲み会やパーティの場がなくて地域は活性化しますか?!

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【時代を先取りした企画案】9年前に「まちづくりコンペ」に参加?!

とっくんが、冒頭のコンペに提出した企画案の内容は以下のようなものでした。

 

・「漫才」によるコミュニケーションスキルアップと地域振興策
・参加者は男女で各同数、参加者は異性とコンビを組んで漫才のコンビを作る
・吉本興業㈱「漫才教室の先生」を派遣する
・漫才教室を10回ほど行い、成果発表会を中央商店街で行う
・以後、漫才大会を定例化する

 

とっくんは、“コミュニケーションの総量”が増えなければ、その地域の活性化はありえないし、「漫才」という話芸のスキルを身につけるコトで、素人とは言えコミュニケーション能力は高まると確信していました。

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【意外?!】吉本興業にメールを出したら・・・?!

とっくんがやったことは、まずは、お笑いナンバーワンの会社「吉本興業」にメールを書くことでした。

以下の文書は、実際にとっくんが吉本興業様に出したメールの転載です。(一部地名などは伏せています)。

2010年6月8日
吉本興業株式会社
ご担当者様

日々ご健勝のことと存じます。突然の問い合わせで失礼いたします。
小生は**県に住む**と申します。
**市でIT関連、教育、コンサルティング事業「**株式会社」の代表取締役を務めております。
小生は**市に住む仲間とともに「まちづくり活動」をしております。
この度、『お笑いの技術』を活用したまちづくり活動をしたいと考えています。
具体的には、お笑いの技術を使ってコミュニケーション能力を向上させて、まちの活性化につなげるというスキームです。
小生はこれまで新聞記者やJリーグクラブの広報担当、企業支援マネージャーなどの職業を経験しました。
こうした経験を踏まえて「まちづくり(地域活性化)」に関して一つの持論を持つにいたりました。
それは、地域のコミュニケーション力を向上させることが、あらゆる交流、活動などの基盤になるということでした。
この中でも「M-1グランプリ」には大きな関心を持っており、ネタを構成する技術力と技は県民がコミュニケーション力を向上させる上で、最も活用ができる分野であるという信念を持つに至りました。
そこで『**からM-1グランプリのファイなりストを出そうプロジェクト』という名目で、これらの活動ができる可能性を探しています。
M-1グランプリという大会が、プロの漫才の方たちの真剣勝負の場であり、小生のようなまちづくりの視点などは入り込む余地がないような厳しいものであることを認識しています。
しかしながら、同グランプリが予選会を通じて、アマチュア漫才師の目標となっており、また、「笑いを生み出す仲間づくり」という点で、このような目標を共有することが佐賀県のまちづくりにとっても有意義であると思いました。
先般、県が実施する「まちづくり活動支援事業」エントリーしましたが、残念ながら不採択でした。
今回、県の別事業で「お笑いの技術を活用したまちづくり」を提案いたします。
具体的には『引きこもり・不登校・ニート等の悩みを抱える子育てに関すること』の事業において、これを提案するつもりです。
小生の中では『漫才のネタをつくる際に活用する技術や研修』をベースとして、表現すること、人の話やネタを生かして笑いにつなげる工夫。
コミュニケーション高めるために必要なことなどの観点から、これらの事業を実施をしたいと考えています。
全体予算がわずかに「50万円」という小さいもので、この金額で広報活動や会場手配、人員配置などすべてを賄う必要があり、とても御社のようなプロの方々にお願いする規模ではありませんが、
「お笑いとまちづくり」という新たな観点から、御社のお力を借りて本事業を企画できればと思っています。
お忙しい折、恐縮ですがよろしくお願いいたします。

 

【奇跡】吉本興業の担当者と面会?!

このメールを出した翌日、吉本興業の担当者Nさんから、電話がかかってきました。そして、すぐにとっくんと面会することになりました。

こちらの“手持ち”は何もありません。持っているのは独自のアイディアと熱意だけ!!

以前、Jリーグクラブや財団で働いていたときには、タレント・有名人のブッキングなどで芸能プロダクションとのやりとりをした経験がありました。この時は、個人、しかもまちづくりグループとしての立場で、吉本興業さんとやり取りをしたのです。

 

【企画案構築!!】吉本興業とタイアップした【初の漫才によるまちづくり】

吉本興業のNさんとは打ち合わせを重ねて『もしも・・・とっくんさんの企画が通ったならば会社としても協力しますよ』との約束をいただきました。

小生も本気モード全開で、このコンペに勝つために「メンバーとも何度も打ちわせをして、企画自体をより精度の高いモノに仕上げていき」ました!!

 

【いよいよコンぺ当日】とっくんの【漫才によるまちづくり】

完璧だ!!
とっくんとグループは、コンペにおける想定問答も含めてあらゆる面で【漫才によるまちづくり】が優れているか?!をプレゼンテーションしました。

とっくんの全身全霊をかけて!!

 

・・・その結果は審査員は『はっ????』

↑ 彼らの反応です(笑)

 

【悲報!!】審査員の頭の固さに完敗!!

結果は、見事落選!!

とっくんは、独身男女の婚活、まちなかでの実施法や、町コンについても、独自案を披露しましたが、ダレも理解を示してくれませんでした。


 

【時代を先取り】その後の世の中の流れは?!

その後のことですが・・・、とっくんはまちづくりグループを諦め、自らの地域振興策の活動からすべて撤退しました。

そう言えば、吉本興業のNさんは会社を辞めて今は独立されているようですよ。

東京の吉本興業で笑いと健康をテーマに某大学と笑いの遺伝子レベルでの効果を研究したり、集客に苦戦する行政イベントをお笑いフィルターで盛り上げ、人材育成に悩む企業にむけて漫才研修システムを提供したり、余った芸人が活躍できる新規事業を立ち上げたりと本流とはちょっと違いますが、社会貢献性の高い新規事業をつくりまくっておりました。

元吉本興業のNさんのサイトのプロフィールから

 

全国各地で「漫才」や「笑い」を核にした活動が盛り上がっています。とっくんが考えていたようなプランです。

笑いで元気なまちづくり「きたもと×よしもとプロジェクト」北本市が吉本興業とコラボ | リセマム
 埼玉県北本市は笑いで元気なまちづくりを進めようと、多くの芸人らが所属する吉本興業と提携し「きたもと×よしもとプロジェクト」を2012年度から展開している。市民に「笑い」を通してコミュニケーション力や表現力を豊かにし、健康促進に役立てる狙いがある。

 

【百獣の王・武井壮さんの努力】芸能人の会話力を学ぶ

今や人気絶頂の武井壮さんですが、素人時代、芸能人がいる西麻布のバーに片っ端から足を運び、有名人の会話をすべて録音。

そして録音した有名人の会話を聞きながら、夜な夜なトーク術を学んでいたと、テレビで語っていました。

こうやってトーク力を学んでいるわけです。

 

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まとめ:コミュニケーション力向上はとにかく「実戦」あるのみ!!

とっくんは今でも飲み会が大好きです。呼ばれる飲み会には、カネが続く限りは参加しています。

今、独身男女の「婚活」などがクローズアップされていますが、異性をしっかりと会話ができない人が増えてきているようですね。

とっくんの格言「とにかく実戦あるのみ!!」

人と会話をした分、会話能力は向上してます。楽しみながら異性と会話しましょう!!

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