皆さんは自分の口臭が気になりませんか? とっくんは「睡眠時無呼吸症候群」という持病があり、寝るときに『C-PAP』という口の中に空気を送り込む装置を着けています。このため口の中が乾燥し、雑菌が増え、朝起きたら・・・かなりの「口臭」がします。そこで、今回はとっくんが「口臭予防」で実践していることを紹介します。
こんにちは、娘に「パパの息は臭い!!」と言われたらかなり傷つく、不動産屋の2代目社長とっくんです。
今回のブログ記事では、気になる口臭を退治するため、数年前から実践している方法について、書いてみたいと思います。
【気になる口臭?!】機械でチェック!!
仕事柄、お客様との会話の機会が多いので、とっくんは数年前から「口臭をチェックする機械」を使っています。
↑ タニタの「ブレスチェッカー」です。お手ごろな値段だったので、これを購入しました。やはり、朝起きてからの口臭度の数値が高いようでした。
雑菌は【乾燥】が大好き?! ~口臭の原因
口臭の原因に「雑菌」の量が増えることが影響します。歯磨きが不十分だったり、唾液の量が少なかったりして口の中が乾燥すると、雑菌が繁殖します。
この「乾燥」がとっくんにとっては、やっかいでした。
前述の「睡眠時無呼吸症候群」の治療のため、毎夜、『C-PAP』をつけて寝るので、朝起きたら口の中から喉がカッサカッサになります。
とは言え、この『C-PAP』を使わないわけにはいかず・・・、いろいろなものを試して口臭予防策を探っていました。
↑ 最初に使っていたのはコレです。なかなかの刺激(口の中がヒリヒリする)がありましたね。ただし、値段がまぁまぁするので、現在は、お客様と面会する直前に“仕上げ”のつもりで使っています。
【イソジンが口臭に?!】効果抜群でした!!
そんなある日、医者の友達から『口の中の雑菌はイソジンがいいぞ!!』と教えてもらいました。
調べてみると、イソジンはそれらの雑菌に対して効果を発揮するそうです。
とっくんは、以後、朝起きたら、イソジンでうがいをすることを習慣にしました。
【うがいの定番】イソジンが口臭予防に効果的な理由?!
「口臭」にはさまざま原因があります。その中でイソジンが効果を発揮する口臭は、主に「雑菌による口臭」です。
イソジンに含まれる「ポピドンヨード」は、風邪のウイルスや菌だけでなく、口の中で増殖した菌を殺菌する働きがあります。
実際、医療の現場では手術の際の手や傷口の消毒などにも使われていて、強力な殺菌力を持ちながらも、人体には割りと優しい消毒成分なのでした。
【ポビドンヨード(Povidone-iodine)】 ヨウ素の酸化作用を利用した抗微生物成分です。 ヨウ素のアルコール溶液であるヨードチンキなどでは人体への刺激が強いため、 ポリビニルピロリドンとの錯化合物として合成されたもの。 独特な茶色は消毒作用の活性を示しています。手洗いとして使用した場合、 消毒範囲も目で見てわかります
口の中に残った食べ物の臭いに
ブルーチーズや納豆などの臭いの強い食べ物を食べた時に、口の中にその臭いが残って不快に感じることがあると思います。
そのような場合もイソジンの殺菌・消毒作用が役に立ちます。
臭い玉による口臭に
「臭い玉」とは膿栓(のうせん)と呼ばれるもので、喉の奥、扁桃腺の表面の細かい穴に、食べカスや細菌の死骸が詰まったものです。
とっくんも、この「臭い玉」が数年に1回くらいの割合で出てくることがあります。子どものころ、自分の「臭い玉」を飲み込んでしまい、あまりの気持悪さに嘔吐しました。
殺菌作用に優れたイソジンは、臭い玉による口臭にも効果を発揮します。
原因そのものは取り除けない
イソジンで口の中を殺菌したとしても、食べカスがまだ詰まっていたり、唾液が少なくてまた菌が増殖してくることで口臭が再び出てくることがあります。
イソジンで一時的に口臭を消したとしても、原因そのものを取り除かなければ、また数時間で口臭がしてくるでしょう。
【口臭は別の原因?】イソジンでも口臭が消えないとき・・・
強力な殺菌作用があっても、消すことのできない口臭があります。
体内から出てくる口臭
にんにく、ニラなどは腸で臭い成分が吸収されて、それが血中を巡ります。ですから、翌日になっても口臭がするのです。
体内から出てくる口臭は雑菌が原因ではないので、イソジンでうがいをしても取り除けません。
口の中の疾患が原因の口臭
歯垢、歯周病、虫歯、口腔カンジダ症など口の中の疾患からくる臭いは、歯や歯茎の治療をして臭いの元を断たない限り、イソジンでうがいをしても口臭は消えません。
イソジンが殺菌できるのは表面的な菌だけなので、歯や歯茎に根付いている菌まで殺菌する力はあまりないからです。
胃腸の調子が悪いときの口臭
胃腸など内臓の調子が悪いことで起こる口臭は、雑菌が原因ではありません。消化不良を起こしているときや便秘などでも口臭は出てきますが、イソジンではこれらの口臭を消すことはできません。
【イソジンうがい】の口臭対策以外の効果?!
イソジンが口臭予防に役立つことはお分かり頂けたと思いますが、他にも様々な働きを持っています。
風邪を引いて喉が痛い時
イソジンはその殺菌・消毒作用により、咽頭炎や扁桃炎に良いとされています。風邪を引いてしまった時に、喉の痛みを軽減させるのに役立ちます。
風邪の予防
イソジンでうがいをすることで、風邪の予防効果も期待できます。
イソジンを使う際のポイントは?
薬局で売っているイソジンには色々種類がありますが、正しく使って口臭を予防していきましょう。
うがい液の濃度を守る
うがい液は濃い方が効果的なわけではありません。口の中に刺激を与えてしまうこともあるので、表示されている濃度は必ず守ってください。
水で15~30倍に薄めてからうがいをします。薄めるのが面倒な人は、薄めずにそのまま使えるタイプも販売されています。
飲み込まないこと
大量に飲まなければ健康上の問題が起きることはない、とされていますが、イソジンは飲むことを目的としたものではありません。
まれに嘔吐や腹痛が起きることもあるので、飲まないように気をつけてください。
習慣にしすぎないこと
イソジンを使うのは、朝起きた時や、口臭が気になるときや風邪の予防の時に限定しています。
長期にわたって使用し続けることで、口の中が逆に乾燥してしまう可能性があるといわれています。ドライマウスの人は特に気をつけた方がよさそうです。
ヨウ素の色が歯につく
イソジンは茶色い液体です。これはポピドンヨードに含まれる要素の色ですが、これによって歯が茶色く変色してしまう可能性があります。
歯の詰め物や被せものなどに使われている材料のうち、銀を使っているものは変色する恐れがあります。
【参照】持病やアレルギーのある人は注意
使用上の注意に、薬でアレルギー症状を起こしたことのある人は、事前に医師に相談するよう書いてあります。甲状腺機能障害のある人も同様です。
まとめ:日々の生活で習慣化に?!
「口臭チェック」は自らの健康のためでもあり、一つのマナーでもあります。
「口臭」にはさまざまな原因があるので「イソジンが万能」なわけではありませんが、少なくとも日々の生活の習慣化にすることで、「口臭予防・風邪防止」に役立つのは間違いなさそうです!!
今回もブログ記事を読んでいただき、ありがとうございます。