2019年6月放送のNHKスペシャル『彼女は安楽死を選んだ』に対して、障害者や難病患者の尊厳や命が脅かされたとして、障害者らでつくる日本自立生活センター(京都市)が放送倫理・番組向上機構(BPO)に審議申立書を送付したことが10月1日、明らかになりました。
皆さま、こんにちは。「NHKはたまに社会的によくない番組をつくる」と思っている、不動産屋2代目社長のとっくんです。
【京都の団体がBPO申し立て】安楽死扱ったNHK番組
この番組に関しては、とっくんも「違和感」「嫌悪感」がありました。これを公共の電波で放送したNHKに対してです。
わが家でも議論があった!!
とっくんの実家に親戚が集まったときのことです。叔母が『兄さん(とっくんの父親のこと)、NHKの安楽死の番組見た?』と切り出しました。
うちの父親は、その番組を見ていなかったので、叔母に『どんな番組だったか?』と聞きました。そしたら、叔母が「NHKの安楽死のドキュメント番組」のことを詳しく説明しました。
父親が「その番組を見たい」と言い出したので、とっくんは『やめとけ!そんな番組を見たところでいいことはない!』と忠告しました。
ところが、父親はとっくんのアドバイスにことごとく反発する人間ですので、『意地でも見るぞ!!』と言い出しました。
NHKのドキュメント番組の内容とは?!
これについては、NHKのサイトから「番組紹介」を転載します。父親が『NHKオンデマンドでこの番組を見る・・・』と言い出したので、結局、とっくんも同番組を見る羽目になりました。
安楽死が容認され海外からも希望者を受け入れている団体があるスイスで、一人の日本人女性が安楽死を行った。3年前に、体の機能が失われる神経難病と診断されたAさん。歩行や会話が困難となり、医師からは「やがて胃瘻と人工呼吸器が必要になる」と宣告される。その後、「人生の終わりは、意思を伝えられるうちに、自らの意思で決めたい」と、スイスの安楽死団体に登録した。
安楽死に至るまでの日々、葛藤し続けたのが家族だ。自殺未遂を繰り返す本人から、「安楽死が唯一の希望の光」だと聞かされた家族は、「このままでは最も不幸な最期になる」と考え、自問自答しながら選択に寄り添わざるを得なくなった。そして、生と死を巡る対話を続け、スイスでの最期の瞬間に立ち会った。
延命治療の技術が進歩し、納得のいく最期をどう迎えるかが本人と家族に突きつけられる時代。海外での日本人の安楽死は何を問いかけるのかを見つめる。
【番組を見た感想?!】尊厳や命を脅かす危ない番組!!
これは、とっくんの感想です。
この番組をご覧になった方がこのような感想を持つ人ばかりでないことは重々承知していますが、敢えて言いますが、NHKは『なんで、こうした番組を不特定多数の人が見る地上波で放送するか?』理解に苦しみます。
障害者らでつくる日本自立生活センター(京都市)がBPOに申し立て!!
この動きは「当たり前のこと」です。報道によると、障害者や難病患者の尊厳や命が脅かされたとして、障害者らでつくる日本自立生活センター(京都市)が放送倫理・番組向上機構(BPO)に審議申立書を送付したとあります。
「安楽死」を扱った6月放送のNHKのドキュメンタリー番組が自殺を肯定する内容で、障害者や難病患者の尊厳や命が脅かされたとして、障害者らでつくる日本自立生活センター(京都市)が放送倫理・番組向上機構(BPO)に審議申立書を送付したことが1日、分かった。
番組はNHKスペシャル「彼女は安楽死を選んだ」。重い神経難病を患った女性が、スイスに行き安楽死に至る姿を追った内容だった。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191001-00000195-kyodonews-cul から転載
NHKは【放送責任】を問われるべき!!
個人的な意見として『NHKは放送責任を問われるべきだ』と考えています。
番組で取材されていた家族の選択に関しては、とっくんはとやかく言うつもりはありませんが、これを『全国放送で流した』というNHKの責任は問われるべきです。
番組をめぐる社会の反応
これは是非論があるでしょうが、初期仏教のアルボムッレ・スマナサーラ長老が語っています。
このブログでは特定の宗教を推奨はしていませんが、この長老に言うことが「凄く当たり前のことだった」ので転載することにしました。
まとめ:生まれてきた目的は?!
このことは、とっくんが「胸に刻んでいること」なんですが・・・
生きとし生けるものは、ナゼ生まれてきたか? それは「生きるため」に生まれてきた。 だから、生きとし生けるものは、「死ぬまで」はしっかり生きなければならない。
ちなみに、この言葉は、とっくんのLINEのプロフィールにも書いています。
以上、NHKの番組について、批判の気持ちを抱きつつ、今回のブログ記事を終わりにします。
最後まで、ブログ記事を読んでいただき誠にありがとうございます。