【不動産 一人社長】父との確執を超えて!資産に変える【朗報】

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子どもの「将来の夢」で、よくあるのが『社長になりたい!』じゃないでしょうか?! 筆者の場合は、前社長の父との確執があって、50歳を超えるまで「社長になること」ができませんでした。ただそうした雌伏の期間に『社長になったらどのようなビジネスモデルを構築するか?!』を常に考えていました。そこで、2018年7月、社長になってからは、自らの考えを実行に移しました。それが【不動産一人社長】です。今回の記事では、利益率を最大化する『不動産1人社長』について解説します。

今回の記事の内容と特徴をまとめます!!
【対象者】→不動産投資を使って金持ちになりたい方
【方向性】→筆者が父との確執を超えて社長になったいきさつを語ります
【有効性】→利益を最大化する「一人社長」のメリットを教えます

 

【不動産 一人社長】父との確執を超えて!資産に変える【朗報】

筆者のブログサイト【資産に変える実体験ブログWordPress専用クラウド型レンタルサーバー『wpX Speed』使用】は、スタートして、今回が2回目です。
皆さまに小生のことを知ってもらいたいので、今回の記事でも「自己紹介の続き」をさせていただきます。

小生は昨年(2018年)、先代社長(父親)がやっとのことで「引退」して、念願の社長になりました。
父親とは、「不動産業」についての「考えや理念」が180度違っていて、小生が目指すべき不動産経営ができず、ストレス満開でした。

 

お疲れ!! 俺、やっと社長になったよ。
親父とは「経営の考え」が合わずに、苦労したけど、今からは、徐々にではあるけど、俺流のやり方で会社経営をするよ。

小生が親友に送ったLineから転載

上記は、小生が社長になった直後に、親友に送ったラインの転載です。
高校時代からの付き合いなので、もう、本当の腐れ縁です。

 

【父との確執】経営の継承は、親子間ほど難しい!! 実体験から

あの有名な戦国武将の武田信玄は、父親の信虎を追放して「武田家」の家督を継ぎました。
信玄の例だけでなく、父親と息子との“争い”は、いつの時代も、どの世界でも繰り広げられています。

ちなみに、わが家でも、そうした“争い”がありました。

親子間では、経営の合理的な判断基準は、もはや通じない?!【人情論】

世の中の経営者の中には、敢えて自分の息子に会社を継承しない人もいますね。
こうした親子は、「凄いなぁ」と思ってしまいます。

企業規模が大きくなると、世襲をしたくてもできない状況があったりしますが、少なくとも中小企業、零細企業では、人情的に、遺伝子レベル的にも『(現社長が)息子や娘、親族に会社を譲りたい・・・』と思う人が多いでしょう。

ところが、「親族間の会社承継」というのがスムーズにいかない場合も多いのです!!

 

【親族間の会社承継トラブル代表的なケース】
・承継のタイミングの違い
・生前贈与による税金の支払い
・他の相続人からのクレーム
・個人保証のクレーム

 

「会社承継」は、会社の規模によってケースがまちまちなのですが、ここで書いたのは大企業ではなく、中小企業、零細企業の代表的なトラブル事例です。

わが家で言うと、上記の【承継のタイミングの違い】がトラブルの引き金でした。

幸いと言ってよいのか?!他の相続人=母親と妹→親父の会社には興味なし、
個人保証のクレーム(会社に金を貸している銀行等)→親父の方針で無借金経営

・・・でしたので、このままいけば円滑な会社承継が行われるはずでした。

承継のタイミングの違い【社長(父親)の思い】

「会社承継」において、社長(父親)が執着したタイミングは、『自分が年齢的、体力的に経営ができないと最終判断した時・・・』でした。

きっかけは、父親の同級生同士の飲み会でした。
父親の同級生たちの多くは、既に定年退職して、毎日暇することが多く、張り合いがない生活をおくっており、「会社経営」という刺激の中にいる父親を羨ましく思ったようでした。
そして、そうした同級生からの“羨望のまなざし”が、父親の「当初の決断(小生に会社を早い段階で譲る)」を曇らせたようでした・・・。

こうして、「会社承継」についての話題は、父親の口から徐々に出なくなりました。

承継のタイミングの違い【次期社長(小生)の思い】

一方、小生(次期社長)は、「会社承継のタイミング」というのは、会社がその時代の変革をとらえ、いち早く対応して「正しい経営判断」を実践すべき時であると考えていました。
小生は年齢的にも、経験的にも、その任を全うする自信がありましたし、父親の「不動産業界の変化、法整備などの変化に対応できないやり方」を続けていたら、この会社は倒産するかも?!という危機感を持っていました。

【社長(父親)のタイミングではヤバイ理由】
・経営者が年齢的に経営が判断できないと認識した時は、既に遅い
・現社長経営ができないと気づくまでに、いろんな「判断ミス」を繰り返している
・次期社長のモチベーション低下

 

【悲報】ほんとに起こった映画みたいな話

父親が『俺はもう引退するから、お前が社長をやれ!』と言ってきたのは、随分、昔の話でした。当初は、父親も、いい形で会社を渡したかったようです。

ところが、実際は、父親の心境の変化もあり、「会社承継」は進みませんでした。
加えて、父親が病気で手術をした後、また、別の展開となりました。

それは・・・、
映画『ウオール街』のゴードン・ゲッコー(マイケル・ダグラス)がやった“会社の解体”のようなことが起きたのです。

 

【社長(父親)】が会社承継の直前にやったこと
・唯一の収益不動産物件を他社不動産業者に売却した
・売却した現金を「他の役員とともに退職金」として、自らに支払った
・「退職金の金額」は、会社の経営状況を無視して、税法上の上限だった
・退職金の分割支払いを認めなかった

小生は、開いた口がふさがらず、途方にくれてしまいました・・・。

唯一の『収益不動産物件を売らないでほしい!』と、事業計画書を作成して父親に説明しましたが、聞く耳持たずでした。

【実話】父親が放った一言に、気づかされた!!

父親(前社長)が出した条件の中で、かなり厳しかったのが『退職金の即時一括支払い』でした。その額も、税務署が認める最高額を提示してきたので、顧問税理士にもお願いして『退職金の支払いを分割にしてほしい・・・』と、父親を説得してもらいました。

父親の答えは『NO!!』でした。
その当時、小生は「次期社長」としての動きを始めていました。会社を投げ出して途中で辞めることもできず、結局は父親の条件をすべてのむほかありませんでした。

いきなりの、マイナスからの社長としての門出でした。

すべてが父親のシナリオどおりに納まった時、彼が放った言葉に『ハッ!』と気づかされました。

『金を持っていない年寄りは惨めだからな!!』

金を持っていない年寄りは・・・【悲報】

父親は、脱サラして会社を立ち上げ、50年間社長をやった人物です。
昨年社長になった小生が50年間社長を務めるためには、105歳で亡くなった医師日野原重明さん並みの人間にならなければいけません。

身体の自由が利かなくなる年寄りにとっては、他人を自分のために“動かす”ためにも「金」は必要でしょうね。

【年寄りが楽に生活するためには・・・】
・自分のために「金」を使うこと
・自分のために「使う金」を持っていること
・そして、自分のために「他人」を自由に動かすこと

【実証】父親は正しい選択をした「会社」を自分の【資産】に!!

今にして思えば、父親の選択は正しかったと思います。
「金がある年寄り」は、他人におもねることなく、しっかりとした余生を送ることができます。

父親は自らが立ち上げた会社で50年以上社長を務めあげ、その任を退く際に【資産に変えるため】に会社の根幹を他社に売ったわけです。

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まとめ:筆者は【不動産一人社長】となった!!

筆者は、前社長が引退してから、すぐに「会社の形態」を変えました。 具体的には、前社長時代から働いている社員に退職を促しました。このことを詳しく書くには、もう少し時間をください。「匿名ブログ」とはいえ、書けないことがあります。

ただし「経営戦略論」で語るならば、筆者にとっては「不動産一人社長」という戦略は、これから筆者が会社とともに成長する上において必要不可欠なものでした。 今後は「不動産投資」などの広範囲な情報を↓のカテゴリーで書きますので、ぜひ、こちらをチェックしてみてください。

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