皆さまの感覚の中で「金持ち」って、どのくらい稼いでいるイメージがありますか? 年収1千万、1億、10億・・・。さらには、その上の100億とか? ここで「クイズ」です。それぞれの年収のランクがありますが、これらの金額を稼ぐ方法って果たしてあるんでしょうか?
「年収1千万、1億、10億、100億、1000億円」を稼ぐ方法?
こんにちは、息子の夏休みの宿題を手伝っている不動産屋の2代目社長とっくんです。
一昨日の話です。
中学生の息子が社会科の宿題をやっていて『資本主義』についてのレポートに取り組んでいました。
息子が聞いてきました。『パパさ、金持ちっていろいろいるじゃん。10億円とかさ、100億円とかさ、どうやったら稼げるの?』
小生は次のように答えました。
【稼ぐ金額のレベルによって形を変えること】 ・(年間)1千万円→いい社員になること ・(年間)1億円→高い経済価値を持った優秀な人になること ・(年間)10億円→超一流の経済価値を持った優秀な人になること ・(年間)100億円→資本主義の仕組みを利用して、「経済価値の高い会社をつくる」こと ・(年間)1,000億円→100億円の経済価値の会社をはるかに超える「会社をつくる」こと
【スタート】どの「地点」からスタートするのか?!を考えましょう!!
さて、「年間の収入レベル」の違いですが、まずは、月額、日額で考えてみましょう!!
【収入レベルを月額、日額で比べると】 ・(年間)1千万円→(月額)833,333円→(日額)27,397円 ・(年間)1億円→(月額)833万円→(日額)273,970円 ・(年間)10億円→(月額)8,333万円→(日額)273万円 ・(年間)100億円→(月額)8億3,333万円→(日額)2,737万円 ・(年間)1,000億円→(月額)83億3,333万円→(日額)2億7,397万円
【驚愕!!】こんなにもらう人たちがいるとは?!
世界には、小生が考えもつかないほどの金額の収入を稼いでいる人たちがいます。
小生なりに、「収入レベル」に線引きをしてみると・・・、
年間収入10億円と100億円の間には、「市場(マーケット)規模の違い」と「ビジネスモデルの違い」が存在しますね。
実際の例で言いますと、世界的なスポーツ選手、俳優、芸能人の中には、年間100億円を稼いでいる人が存在します。
しかしながら、年収が1,000億円の人は聞いたことがありません。
【ブルームバーグ:2017年の米国の経営者の報酬ランキング】 1位:エヴァン・スピーゲル(スナップチャット)=約570億円 2位:スコット・ナットール(コールバーグ・クラビス・ロバーツ)=約240億円 3位:ジョセフ・ベイ(コールバーグ・クラビス・ロバーツ)=約240億円 4位:イーロン・マスク(テスラ)=約170億円) 5位:サンダー・ピチャイ(アルファベット)=約160億円 6位:ロブ・ロイ(スウィッチ)=約160億円 7位:スティーブ・シュワルツマン(ブラクストン)=約140億円 8位:ジョージ・ロバーツ(コールバーグ・クラビス・ロバーツ)=約140億円 9位:ヘンリー・クラビス(コールバーグ・クラビス・ロバーツ)=約140億円 10位:トニー・レッセラー(アレス・マネジメント)=約120億円 ※1ドル114円で計算
【常識】高額所得者の収入とは、給与所得の発想はない!!!
われわれ庶民の感覚では、「年収」というのは、給与所得とイメージしそうですが、高額所得者の場合はそうではありません。
給与所得(役員報酬)のほか、「株式ストックオプション」「株主配当金」「不動産収益」「株式売却」「知的財産権収入」・・・・。
ここでは、すべてを書ききれないほどの「財布=収入源」があるということです。
日本では、給与所得以外の収入源を、まとめて『副収入で・・・』と表現したりしますが、これはちょっと??ですね。
【あべこべ論】本業の収入⇔副収入、どちらがどっち??!
例えば、小生が本業である不動産業以外の収入を得た場合、それを「副収入・副業」と表現するのが適当でしょうか?
日本では「労働」をとおして得られた報酬(賃金)を重視する傾向がありますので、【本業以外で稼いだ金=副収入】ということで、線引きをしているようです。
【副収入とは】 ・本業の仕事以外で稼いだお金のこと。 ・本業がサラリーマンであれば、アルバイトや内職などのこと ・不労所得(不動産収入等)やギャンブルで勝ったお金なども含む
【悲報】わが国の制度は、「副収入」「副業」軽視か?!
数年前の話ですが、とある県の地方公務員が「不祥事を起こした!!」ということで、懲戒免職となりました。
内容は以下のとおりです。
・約7千万円の賃貸収入を得ていた地方公務員(44)が、地方公務員法違反で懲戒免職処分になった ・マンションや貸店舗、駐車場など計12件を所有していた ・当局は人事院規則に沿って、個人名義の物件を「5棟10室、駐車台数10台未満、賃貸収入500万円以下に縮小するよう命令」した ・この公務員は「損をしてまで不動産を売るつもりはない」と断った ・当局は「法を守り、住民の模範となるべき公務員が不祥事を起こし、誠に申し訳ない」と謝罪
いかがでしょうか!!
これを読んで皆様の感想ですが・・・、この地方公務員は「不祥事を起こした」と思われますか?
公務員が「不動産収益を得たからと言って、本業の職務をおろそかにする」という根拠を、どのように説明できるでしょうか?
しかしながら、実際には「地方公務員法」という法律で、公務員の副業については禁止をされているんです。
【地方公務員法第38条】 職員は、任命権者の許可を受けなければ、商業、工業又は金融業その他営利を目的とする私企業(以下この項及び次条第一項において「営利企業」という。)を営むことを目的とする会社その他の団体の役員その他人事委員会規則(人事委員会を置かない地方公共団体においては、地方公共団体の規則)で定める地位を兼ね、若しくは自ら営利企業を営み、又は報酬を得ていかなる事業若しくは事務にも従事してはならない。
【結論】ある一定の金持ちになりたければ、公務員になるべきではない!!
まぁ、そういうコトです!!
【秘訣】ありえナイ高収入を稼ぐ方法!【資本主義の仕組み】を使う!!
話を、公務員レベルから一気に、「年間収入100億円の世界」に飛ばしましょう!!
このレベルの収入を挙げるためには、プロサッカー選手のメッシ選手クラスの才能を持つか?!
ベンチャー企業を自らが立ち上げて、IPO(株式上場)をして、持ち株を売却して【創業者利益】を得えれば、この金額の年収を稼げます。
日本のプロスポーツ選手の中に、年間100億円の収入を得た人がいた、という話は聞いたことがありませんが、ベンチャー企業家で、IPOによって【資産100億円】を手にした人は何人もいます。
この場合、持ち株を売却して「一時収入」を得るのか?!
さらに、株を持ち続けて経営も自らが行い、会社をより成長させるのか?!
・・・この、いずれかを選択するかは、企業家の考え方次第ですね。
【比べると分かる!!】「資産」と「収入」とは、本質的な種類が異なる!!
【資産に変えるゾ!!】赤裸々ブログをお読みくださった皆さまは、【資産】に関して興味があられる方たちですので、『資産と収入』を分けて考えておられると思います。
この感覚が分からない方たちには、年間100億円や1,000億円を稼ぐ人たちが生まれる「資本主義の仕組み」というのを“夢の話”と見えてしまうことでしょう・・・。”
【資産と収入の違い】 ・資産→収入を生み出すもの→ストック ・収入→生み出されたもの(結果)→フロー
まとめ:年間1,000億円を稼ぐためには?!
今回のブログ記事のまとめを書きます!!
年間1,000億円を稼ぐ方法は・・・、
①自らの出資で株式会社を設立し、当社の経済価値を最大限に高める方法
②多額の資金を使っての投資を行う方法
③知的財産権等を所有し、その経済価値を最大限に高める方法
【このブログの筆者プロフィール】波乱万丈の人生の末、50歳を超えて不動産会社の社長に。新卒で新聞社に就職→30歳で退職→サッカー選手の代理人→プロサッカーチームのフロント→不動産会社の営業→プロサッカーチームのフロント→インキュベーションマネージャー→経産省プロジェクト研究員→インキュベーションマネージャー→起業失敗→ブログを書きまくる→企業誘致課の参与→株のデイトレードで失敗→→行政の仕事→引きこもり→不動産会社取締役→2018年念願の社長に・・・。(写真は3歳当時)