【M-1グランプリ】2年間【審査員が同じ】順位を付けてみた!

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M-1グランプリは「2018年と2019年」は7名の審査員が同じ顔ぶれでした。と言うことは、2年間に渡ってのネタの順位表ができるということですね。そこで、2年分のネタを振り返りながら、今後のM-1グランプリについて考えます!!

「M-1グランプリ」の楽しみ方というのは、放送が終わってからも、数々の振り返りで盛り上がることができることでしょうか?!

【M-1グランプリ】2年間【審査員が同じ】順位を付けてみた!

まずは、「M-1グランプリ2018、2019」ファイナリスト9組の審査員では、以下のとおりです。

【「M-1グランプリ2018、2019」の審査員7名】

上沼恵美子、松本人志、富澤たけし、立川志らく、塙宣之、中川家・礼二、オール巨人

「M-12018、2019」の2年連続は【和牛、かまいたち、見取り図】

トップ写真は「M-1グランプリ2018、2019」の2年間の1回戦のネタを点数順に並べたものです。この中で、2大会ともに出場したのは次の3組です。

和牛、かまいたち、見取り図

この3組のうち、2019年の方が点数がよかったのが、かまいたち、見取り図です。

2年連続出場「見取り図」

見取り図の2年間の点数は以下のとおりです。今年は43点もアップしました。2018年は2年間の全体の20ネタ中で19位から、今回の点数で7位まであげました。

見取り図2019年相方の特徴649
見取り図2018年彼女がほしい606

2年連続出場「かまいたち」

かまいたちの2年間の点数は以下のとおりです。今年は24点のアップでした。2018年は2年間で13位から3位へとこれも躍進しました。

かまいたち2019年UFJでゾンビ660
かまいたち2018年タイムマシーンがあったら636

2年連続出場「和牛」

和牛の2年間の点数は以下のとおりです。決勝進出者の中では最も安定していたと思います。2018年のネタは全体で6位、2019年は4位の点数でした。

和牛2018年ゾンビになったら656
和牛2019年不動産屋652

2年間の順位上位で決戦にいけなかったネタは?!

2年間の1回戦の点数に順位をつけたら、6位の和牛(2019年)、7位の見取り図(同年)が最終決戦に進めませんでした。

和牛は、敗者復活からの勝ち上がりでした。ネタの内容は敗者復活と同じでした。恐らく、スタジオの観客の中には敗者復活のネタを知っている人もいたかも?しれません。

その中で、アレだけのウケを得られたのは「和牛」の不動産屋ネタのクオリティが高かったからということでしょう。

笑みくじによる悲喜こもごも?!

ネタ順を生放送のその場で決める「笑みくじ」が導入されたのは、2017年からでした。この時は、笑みくじによる悲喜こもごもがありました。

この年優勝した「とろサーモン」が1回戦のネタで『旅館ネタ』を3番出順でやりました。9番手に登場した「和牛」は、優勝を狙える『ウエディングプランナーネタ』『旅館ネタ』の2つを持っていましたが、“ネタかぶり〟を回避するために、恐らくは順番を入れ変えたとも思います。
そのこともあり、和牛は決戦で、とろサーモンの『石焼き芋』ネタに僅差で負けてしまいました。

2019年の「笑みくじ」は前半に高得点者が登場!!

そして、今年の笑みくじは、2組目に「かまいたち」3組目には敗者復活からの「和牛」が登場し、ドカンドカンと受けて会場の空気を変えてしまいました。

「かまいたち」がいきなり660点という高得点を出したので、実質、この時点で決戦3組の1枠が決まってしまいました。『UFJでゾンビ』ネタでしたが、これは前年の予選でやっていましたし、かなり以前からこのネタをやっていました。

筆者的には、ツカミで『UFJで…』と始まった時点で『あれっ?準決勝で披露した「ととろネタ」じゃないの?』と驚いてしまいました。

恐らくは、他の出場者も、かまいたちがこのネタを決勝の1本目で披露した時、審査員の反応を注目したと思います。結果は660点という高得点だったので、『おぉぉ~』と思ったのではないでしょうか?!

 

史上最高得点683点を挙げた「ミルクボーイ」の1本目の衝撃!!

2019年の7番目に登場した「ミルクボーイ」は予選での下馬評が高く、関係者の間では“優勝候補”とされていました。筆者は準決勝のパブリックビューイングを見ましたが「ミルクボーイの決勝行きの予測」をはずしました。

準決勝当日に「決勝ファイナリスト」が発表されたので、改めてネットで「ミルクボーイ」のネタを見始めたところ…『これは、ひょっとするかも?』と思いなおしました。

結果…、ミルクボーイのこれまでにないネタの展開に、決勝のスタジオの空気は大きく変わりました。ネタの途中から、“漫才の神”が降りてきたような感じでした。

 

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2020年のM-1グランプリの予想は?!

今年の「M-1グランプリ2019」は、これまでの15回の大会の中で最もレベルが高いものでした。決戦の3組で敗退した「かまいたち」「ぺこぱ」とも、他の大会でこのネタを披露していたら優勝していたと思います。

M-1グランプリの進化系とも言える「ミルクボーイ」が高評価されたことから、2020年の大会ではさらにこの傾向が進むことでしょう。

特に「東京オリンピックブーム」を引きずる形で、新しい漫才が登場してくるかと予想します。

筆者的には…、以下のような漫才師が出てくるかと予想します。

ビートとラップの融合の漫才の『新作のハーモニカ』
ツッコミが独特のリズムの『東京ホテイソン』
しゃべりがとにかく凄い『令和喜多みな実(元プリマ旦那 )』
客の空気を掴むのが天才『たくろう』
アマチュアながら技術力がハンパない『ラランド』

今回もブログ記事を最後まで読んでいただき誠にありがとうございます!!

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