もしも、皆さまが『ダメ社員』という言葉を聞いた時、何をイメージされるでしょうか?! もしも、経営をやっている人は「ダメ社員を雇うデメリットを・・・」、従業員として働いておられる方は「ダメ社員と言われないにする・・・」などを想定されるかと思います。今回のブログ記事のテーマは『ダメ社員などを分析』し、これらを「資産に変える方法」を考えてみます。
このブログは【資産に変える!】をテーマにしています。なので、経営側・株主側・利害関係者側からの視点で言うと『ダメ社員は最大の“負債”』です。
ダメ社員!行動と言動から見極め方法【ダメ社員にならないため】に
経営者側から言えば・・・、会社の「価値創出」「利益拡大」という本来の目標に対して、方向性のの“ベクトル”が異なる社員は、ダメ社員だと言えます。
人間関係のことなので、大体のところ、その社員としばらくの間付き合ったら『ダメぶり』はすぐに気が付きます。
ところが、こうした『ダメ社員』も、入社のための面接の際には、なかなか見抜くことができません。ダメ社員本人も自分の“ダメぶり”を自覚している時には、そのことを隠そうとするので、このようなことが起こり得るのです。
ダメ社員の見極め方 ~それぞれのケースから
誰もが「自分のことをダメ社員だ」とは思われたくありません。『ダメ』の冠が付いたら、その人の人間的な価値を左右します。
もちろん、経営者側の立場の人間にも『ダメの冠』が付けば・・・『ダメ社長』とか『ダメ専務』などのレッテルが貼られることになります。
ここでは『ダメ』の冠をつけるのに適当な人物のタイプと特徴を述べてみたいと思います。
【ダメ冠が付く人のタイプと特徴】その① ~ミスが多い
人間は「ミス」を起こすものです。しかしながら『ダメの冠が付く人』は、何度もミスを繰り返します。普通の人間だったら、「ミス」をした原因を自覚し、再度ミスを起こさないようにするためにはどうすればよいのかを考えるはずです。
ところが、『ダメの冠が付く人』は、ミスの原因を軽視して学習しません。どうしてそのようなことをやるのでしょうか?!
確認を怠る
ダメ社員は「自分の解釈やサジ加減」で仕事やモノゴトを進める傾向がみられます。そして、そのペースが一般の人と異なることが多く、確認業務を怠ります。
空気が読めない
職場では大勢の社員が「チーム」で仕事を進めています。ダメ社員は空気が読めず、場面ごとで適切な状況判断ができません。勝手にモノゴトを進めて、周りの人に悪影響を与えます。
【ダメ冠が付く人のタイプと特徴】その② ~非効率的で無駄な作業をする
同じ仕事量を任せられても、ダメ社員は仕事を終えるまで時間がかかります。さらに、やっていることの無駄が多く、非高率な作業が多いのが特徴です。
整理整頓ができていない
ダメ社員は整理整頓ができません。デスク周りやロッカーがきちんと整理整頓できていれば、必要な物をすぐに取り出せるのですが、まずは、必要な道具を探すための時間を費やします。
やるべきことを先延ばしする
本来、今すぐそれをやれば済むことをダメ社員は先延ばしするために、後で自分がやるべきことの順序を決めるときには「頭の中が整理」できていません。
メモを取らない、頭の中を整理しない
すべてのことを記憶できるような天才を除いて、一般人は「仕事を整理する」ためにメモをとったりしますが、ダメ社員はこうしたことを面倒くさがります。
スケジュール管理ができない
ダメ社員は複数の事を同時進行するのが苦手です。そのくせ、スケジュール管理がまともにできません。現在は、Googleカレンダーのようにモバイル端末からもスケジュール管理ができる便利なツールがあるにも関わらず、こうした道具を使いこなすことができません。
全てが「受け身」である
言われたことはやりますが、それ以上のことは何もしない、これもダメ社員によくあるパターンです。
ダメ社員を「資産に変える」最も有効な方法とは?!
これは「ダメ社員を解雇すること」です。経営者側の視点としては、当然のことかと思いますが、これが簡単にはいきません。
ダメ社員を辞めさせることが難しい法的根拠とは
労働契約法第16条では『客観的に合理的な理由、社会通念上相当性のない解雇は無効』とされています。
このほかの関連法によっても、個別に解雇できないケースが規定されています。該当すると、解雇は無効となります。
解雇よりも「自主退職」がよい?!
経営者の本音としては「ダメ社員」をなんとか自主退職に導きたいということでしょう。自主退職であれば、「解雇の厳格な条件を満たす必要」がありません。
ダメ社員の「改善点とその解決法の実施」と「退職勧奨」をセットで!!
ダメ社員に退職を促し自主的に辞めてもらうことを「退職勧奨」といいます。しかしながら、労働者側には「これに応じる義務がない」ので解雇とは法的にも異なります。
ここで「退職勧奨」もやり方によっては違法になりますので注意が必要です。具体的には、ダメ社員の「ダメ仕事ぶりを改善点を指摘して、その解決の実施とセット」で提示することが重要です。
経営者側が「一方的に伝えるのではなく、労働者の意見にもよく耳を傾け、あくまでも本人が納得して辞めてもらう」ように持っていく必要があります。
その際、具体的な事例などを挙げずに、分かりにくい課題を挙げたために、労働者側が納得しない場合もあるので、できるだけ分かりやすく説明した方がいいでしょう。
5、まとめ:筆者自身も「ダメ社員」の時期があった!!
実は、筆者にも「ダメ社員」の時期がありました。基本的に、筆者のこれまでの仕事は、①先方からのオファー②公募方式で採用③自分からの応募・売り込み―の3つのやり方で、それらの職に就いたのですが、仕事の内容などと筆者の専門分野が異なったために「マッチングの失敗事例」もありました。
幸いなことに、筆者の仕事の多くが本業の不動産業を除いては、ほとんどが「有期契約orプロ契約」だったので、その仕事を辞めるということに関して、筆者側も雇っている側もそれほど、面倒な手続きを必要としませんでした。
ただし、実質的には、あれは“解雇だった”と思える仕事の辞め方もありました。
ダメ社員が「資産に変わる」方法は?! 自分でナットクすること
最後に、あなたが労働者側で「ダメ社員」のレッテルを貼られて「解雇もくは自主退職」したとしたら、精神的なダメージはかなりのものでしょう。
自らの価値を低く見てしまい、自信を喪失します。ここから立ち直るためには『自分なりの仕事をして、その仕事を自分自身が客観的に評価して価値を見いだす必要』があります。
このために必要なことは「仕事や仕事以外」でもいいので、まずは“結果”が出ることやってみることです。そして、その“結果”を自分自身で評価をしてやる―ことが重要です。
筆者も、一時期は「引きこもり状態」になったときがありましたが、このやり方で、自分の人生を『資産に変える!』べく、小さな“結果”を出し続けて、復活しました!!
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皆さまも是非、お試しください。今回もブログ記事を最後までお読みいただき心より感謝しております。