不動産屋の「一人社長」についての続編です。不動産屋を始めるのは比較的に資金が少なくて済みます。皆さまの中で「開業」を考えておられる方がいたら、成りやすい業種にはいるかも知れません。ただし、不動産屋になるには【宅地建物取引士】という国家資格に合格しなければなりません。
こんにちは、友人が「宅建試験」に挑戦しているので応援してマッせ!! の不動産屋の2代目社長とっくんです。
トップ写真の画面は、「不動産適正取引推進機構のサイト」からです。
まずは「宅建試験の概要」から説明しましょう!!
↑ 宅建試験の合格法ならば、この教材がお勧めです。講師の水野さんはマジで教え方が上手!!
【宅建試験の概要】不動産適正取引推進機構のサイトから
以下「不動産適正取引推進機構のサイト」から転載です。
宅地建物取引業を営もうとする者は、宅地建物取引業法(以下「宅建業法」といいます。)に基づき、国土交通大臣又は都道府県知事の免許を受ける必要があります。
免許を受けるに当たり、その事務所その他国土交通省令で定める場所ごとに、事務所等の規模、業務内容等を考慮して、国土交通省令で定める数の成年者である専任の宅地建物取引士を置かなければならないとされています。
宅地建物取引士になるためには、まず、宅建業法で定める宅地建物取引士資格試験(平成26年度までは、宅地建物取引主任者資格試験)に合格しなければなりません。
試験は、宅建業法第16条の2の規定に基づき、昭和63年度から当機構(一般財団法人不動産適正取引推進機構)が、国土交通大臣より指定試験機関として指定を受け、各都道府県知事の委任のもとに実施しています。
宅地建物取引士とは
【定義】 宅地建物取引士とは、試験に合格し、試験を実施した都道府県知事の資格登録を受け、 かつ、当該知事の発行する宅地建物取引士証の交付を受けた者をいいます。
宅地建物取引業免許との関係
宅地建物取引業者は、その事務所その他国土交通省令で定める場所ごとに、事務所等の規模、業務内容等を考慮して国土交通省令で定める数の成年者である専任の宅地建物取引士を置かなければならないとされています。
宅地建物取引士の業務
宅建業法第35条に定める重要事項の説明、重要事項説明書への記名押印及び同第37条に定める書面(契約書等)への記名押印は、宅地建物取引士が行う必要があります。
試験実施の概要
試験実施主体及び指定試験機関
都道府県知事が、国土交通省令の定めるところにより行うこととされています。
昭和63年度から、国土交通大臣が指定した指定試験機関(一般財団法人不動産適正取引推進機構)が、すべての都道府県知事の委任を受けて実施しています。
宅建取引士の難易度は?!
ここからが、とっくんの感想です。
2019年8月30日のブログ記事でを書きましたが、とっくんは、ここ数年間は9月1日から「プチ宅建受験生」をやっています。
20年以上前に「宅地建物取引士」の資格をとったとっくんが、どうして定期的に「宅建の勉強」をしているかというと・・・、その理由は
・この業界、常に「ルール変更」「法改正」が多い ・自らの知識をアップデートするため
・・・こうしたことがあるからです。
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【改正】120年ぶりの民法の大改正がある
このことは、↓ のブログ記事で書きました。
いろんなコトで、皆さまの身のまわりのルールが変わっていくことだと思います。
不動産屋は「知識と経験と人脈」が財産?!
宅建をはじめとした法律系の勉強をすることは、自己投資であるのと同時に、業務上必要なことなのです!!
人脈と経験は、日々の仕事をやる中で、心構えをしっかりと持てばナントカなりますよ!!
【合格のための難易度】不動産鑑定士>>宅建試験
とっくんは、過去、不動産鑑定士試験にも数回挑戦しましたが、不合格でした。
宅建試験と比べると「不動産鑑定士の試験」の方がはるかに難しいです!!
↑ 以前に書いたブログ記事です。これを読めば分かります。
これは、不動産鑑定士の試験が求める法律の範囲と知識の深さが、宅建試験をはるか上回っているからです。
なので、不動産鑑定士試験を勉強している受験生の中には、“試し受験”で宅建取引士の試験を受けて簡単に合格する人もいますね。
ただし、不動産鑑定士の試験範囲には、宅建の試験の超主要科目「宅建業法」があまりないため、上記の“試し受験”をする人は、試験直前に「宅建業法」だけを集中的に学習します。
とは言っても、彼らは不動産鑑定士の受験生ですから“一週間程度”(※実質3日間くらい?)だと思いますが、ソレでも十分、合格圏内の点数を取ることができますね。
【宅建試験の合格のコツ】?!
これは「法律の体系」と言うか、それぞれの法律の“建てつけ(構造)”を知ることですね。
敢えてアドバイスをしますと・・・、とっくんは大学は法学部法律学科を卒業したので、法律の“建てつけ”は一般の方よりも知っていましたが、それでも「宅建試験」には数回落ちました。
・受験1回目:新聞記者時代に試し受験→不合格 ・新聞社退社後受験→不合格(※リアルの宅建講義を受講) ・宅建の免許を持っていた母親が病気に→必死で勉強して合格
皆さまが「宅建試験合格」を目指しておられるならば・・・、とにかくご自身が理解しやすいと思う宅建講師の講義と出合うことですね。
結果的にはコレが一番の合格の早道だと思います。
まとめ:宅建試験の合格を祈ります?!
宅建試験は毎年10月下旬に行われます。
とっくんも自身の体験から、かなり気合を入れて試験に臨んだことを思い出します。
年に1回の試験なので、皆さまが合格できるよう、心から応援しています。
試験、がんばってください!!