【資産】資産運用おすすめ・ 資産運用 初心者【伝えたい基礎】

不動産
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当ブログのタイトルにもある『資産に変える』ということは、やはり「お金に関する基礎知識」を蓄えておく必要があります。とはいえ「基礎知識の範囲」がかなり広いのも事実です。今回の記事では“基礎の基礎”的なことを書きます。その後の記事で各論を広げていきますのでよろしくお願いします。

とっくん

今回の記事は「ポイントとメモ」的な役割の記事です。これを機会に「資産とは?」「ビジネスモデルとは?」を考えるきっかけにしてください。

 

【資産】資産運用おすすめ・ 資産運用 初心者【伝えたい基礎】

「資産・資産運用」に関して、最も有名な書籍は『金持ち父さん』シリーズです。 まずは、この本が伝えていたことから話を始めます。

【金持ち父さんが伝えていたこと】


・負債を資産だと言う人が多い
・お金のために働くのではなく、お金を自分のために「働かせる」
・学ぶために働くべきである

 

【基礎編】資産はさまざまな形のモノ・コトがあります!! 

【資産=金を生み出すもの】ですので、これを持っていることだけでも、良いことです。
会計的には、この「資産」を、①簡単に現金化できるもの②簡単には現金化できないもの――の2つに分かれます。

①の代表例は、「現金・預金・上場企業株式・債券」などです
②の代表例は、「不動産」です

日本語はうまくできていて、会計用語で「資産」を①を流動資産とし、②は固定資産としています。これは、まさに「本質」を語っていると思います。

 

【基礎編】資産を増やすには?! 流動資産vs固定資産

これについては【流動資産vs固定資産】の利回り(=お金を生み出す効率性のこと)を比べます。

仮に【流動資産vs固定資産】の利回りが同じだったら、『流動資産を持つべき』です。 だって、すぐに現金化できた方が便利ですから!!

ただし、「流動資産」の中には現金化が簡単にできるために『経済価値の変動が大きいor変動が早い』という別の特徴があります。 現金・預金・債券は、価値の変動の幅が小さいのですが、上場株式や先物商品などは、経済価値の変動の幅が大きいですね。

 

【基礎編】経済価値の変動は「リスク」or「チャンス」?

流動資産の中で、そのモノの経済価値の変動幅が大きいモノについて、それを『リスクorチャンス』ととらえるか?で投資についての考え方が異なります。

筆者は、以前、デイトレードをやって失敗したことがあります。プロフィール欄にもこのことを書いています。筆者が、デイトレードで株式投資をやっていたころは、民主党政権時代で、東日本大震災、円高不況などで、日本経済が最悪の時代でした。

こうした時代に、しっかりとした勉強をせずに「株式投資をやっていた」筆者自身が失敗の原因を作っていました。

しかしながら、株式投資は資産運用では必須のアイテムです。軍資金ができましたし、株式投資を勉強して、再び、これをやるつもりです!!

筆者が検討中の↑株式投資スクールです

 

【基礎編】ナゼ、株式投資が必要か?!

これは「理由」があります。換金化が容易な株式投資は、軍資金を「複利で運用できる」からです。以前のブログ記事では以下のように説明しました

株式投資は、株式市場での売り買いができる銘柄であれば、株価が上昇して得られた利益を換金すれば、その分だけ「元金が増えて換金」できます。その元金をさらに株式投資をすれば、利益は「増えた元金の分でつく」ことになります。つまり「複利」で儲かるというものです。

一方で、株価が下がって「損」をした場合はその逆です。「元金が減った分」で新たな利益or損失が出てきます。損が続けば元金が少なくなるのが早くなります。

一方で、不動産のような【固定資産】は、簡単に換金化ができないために『所有し続けること』でこれを運用します。

つまり「家賃(賃料)」が、不動産という資産を購入する理由となります。たとえば、株式が『配当金=不動産の賃料に相当する』を目的にするのであれば、株式も不動産のような“固定資産的”な要素となります。

ここで、ちょっとだけ「資本主義の世界」について基礎を説明します!!

【資本主義の基礎】その① 会社とは?!

株式と会社との関係は次のようになります。

【会社の本質は】
・法的には企業の所有者は株主(株式所有者)である。
・株主の権利は平等であり、株式の内容は同一であること
・会社の最大の使命は、自らの経済価値を高めること

【資本主義の基礎】その② ほとんどの会社が非上場会社?!

経済産業省によると、わが国には会社は「421万社」あります。そのうち中小企業が占める割合は「99.7%」です。したがって、わが国に存在する株式会社のほとんどは、「株式市場で取引をすることができない株式の会社」です。

【資産主義の基礎】その③ 現金・預金とは?!

「現金」とは、日本銀行が発行した信用創造における銀行券のことです。

日本銀行のサイトからの情報をまとめると・・・

・日本銀行は、日本で唯一、銀行券を発行する発券銀行

・銀行券は、さまざまな資金の受払いに利用可能な決済手段

・銀行券を用いて支払いを行った場合、相手がその受取りを拒絶できない(法的強制)

・1万円券、5千円券、2千円券、1千円券の4種類

「預金」は、銀行金融システムにおける「信用創造」の根幹です。「信用創造」は、預金者からお金を預かり、お金を必要としている人・企業・団体に貸し出し、これを繰り返すことによって、銀行業界全体で、預金額の何倍もの【預金通貨】をつくりだすことを言います。

【信用創造における銀行の仕組み】
・預金者が銀行に現金を預ける→銀行が保有
・銀行が預かった金を、資金が必要な人に貸す→借りた人はナニかにそれを使う
・ナニかに使われた金の多くは銀行に預けられる
・結果として、貨幣(日本銀行の銀行券)よりも大きな金額の「資産」が創造される

【資産主義の基礎】その④ 不動産とは?!

わが国の経済は「土地本位制」でもあります。
不動産とは法律上の定めがあります。民法86条で【土地及びその定着物】とされています。
ちなみに、「動産」とは不動産以外モノすべてです。

筆者が、わが国が「土地本位制」と思うのは、金融機関の融資審査が「土地を担保に」を中心に行われているからです。

【不動産における資産化の多様性】
・不動産の所有権を有しての収益化
・不動産を所有権以外の物権(用益物権)を有しての収益化
・不動産を賃借しての収益化

【資産主義の基礎】その⑤ 債権とは?!

このほかの「資産」としては、お金生み出す資産を『他者からナニかをやってもらえる権利(債権)』として所有することができます。

わが国で最も代表的な『資産としての債権』は「年金」です。 このほか、不動産賃料なども「債権」です。

 

 

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まとめ:適正な「投資」は自身の状況に応じて選ぶこと!!

年齢を重ねると、人は病気になったり、身体の自由が利かなくなったり、生活面でさまざまな不安が増してきます。

そうした際に、頼りになる【資産】とは、
生活面の不安を金銭面からカバーできる【資産】と、
その人を社会から隔絶しなような“つながり”を持てるような権限を有する【資産】との
両面を併せ持つような【資産】がベストでしょう。

これらの詳しい戦略論については、それぞれの「メリットorデメリット」を挙げながら説明していきますのでよろしくお願いします。

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