とっくんは大相撲ファン歴が半世紀なんですが、また、ショックな事件がありました。9月3日、日本相撲協会は十両力士の貴ノ富士(22)=千賀ノ浦=が「付け人の序二段力士に暴力をふるった」と発表しました。
こんにちは、大相撲ファン歴半世紀の不動産屋2代目社長とっくんです。
今回の新聞記事ですが、驚きました!!
だって、貴ノ富士関って付け人への暴行は今回が2回目なんですよね。しかも、1回目の暴行の際には、ペナルティとして「休場」までしたのに・・・。
しかも、新聞記事を読む限り、かなり意外な感じです。
スポーツ界での暴行の歴史
参考までに、とっくんが読んだ報知新聞の記事を転載します。
日本相撲協会は3日、十両・貴ノ富士(22)=千賀ノ浦=が付け人の序二段力士に暴力をふるったと発表した。貴ノ富士(当時のしこ名は貴公俊)は、昨年3月の春場所中にも付け人への暴力で1場所出場停止の処分を受けており、これが2度目の不祥事となった。
芝田山広報部長(元横綱・大乃国)によると、2日の朝稽古で暴力を受けた力士が部屋におらず、同日夜に師匠の千賀ノ浦親方(元小結・隆三杉)が当該力士の自宅を訪問。8月31日の稽古後、貴ノ富士が暴力をふるったことが発覚したという。被害力士に目立った外傷はなく、芝田山部長は「(今後)本人は部屋に戻ってくるとは聞いている」と話した。
千賀ノ浦親方はこの日、貴ノ富士の暴行を鏡山コンプライアンス部長(元関脇・多賀竜)に報告。弟子の9月場所の謹慎を申し出た。正式な処分は、コンプライアンス委員会による暴行の詳しい調査を経て発表される。芝田山部長は「暴力の程度に関わらず、2度目ということは誠に遺憾。重く受け止めないといけない」と話した。
日本相撲協会は、昨年12月に力士の暴力について番付に応じた処分基準を設定。暴力やコンプライアンスへの意識付けのための研修も重ねてきた中で、再び不祥事が起きた。処分基準によれば、十両以上は「1場所出場停止が中心」。だが貴ノ富士にとっては2度目の暴力問題だけに、より重い処分となることも否定できない。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190903-00000148-sph-spo から記事転載
記事の中にもあったように、貴ノ富士の暴行は2度目で、協会の芝田山広報部長が『重く受け止める・・・』と話したように、親方集では、そのような流れになるでしょう。
下手したら『貴ノ富士が引退!』の可能性も出てきました。
【映像】大相撲のしごきがどんなものか?!
とっくんは、相撲好きなので、小さいころから今に至るまで、かなりの回数本場所の土俵を見に行っていますし、新聞記者時代には『アマチュア相撲大会』にも出場しました。
ここで、大相撲における「稽古の激しさ」を知る動画を紹介します。
だいぶ前の映像です。
時代は、昭和50年代くらいでしょうか?!
先代の大関貴ノ花が現役終了時の報道番組のようです。
今の元貴乃花親方は小学生低学年のころだと思います。
竹刀で弟弟子を叩いているのは、後の横綱隆の里(元横綱稀勢ノ里の師匠、故人)で、横でニタニタしながらしごきを見ているのは元横綱若乃花(二代目)です。
恐らく、しごきをされている力士は、年代的にちょうど今回の貴ノ富士の師匠の千賀ノ浦親方(元小結隆三杉)くらいでしょうか?!
【動画の感想?!】昔はこんなもんだったんですよ!!
動画を見て驚くのは、こうしたしごきの稽古を、多分地方場所なんでしょうが、小さいな子どもたちの間近で展開されていたことです。
よく『昔はこうだった・・・』的な発言をすると【昔の肯定論者だ!】とのレッテルを貼られますが、とっくんがこの動画を紹介したのは・・・、コレはいかんことだ!!と示すためです。
さらに衝撃的な映像もあります。元タイガーマスクの佐山サトルさんです。
これも格闘ファン、プロレスファンには有名な動画です。
まとめ:カリスマ指導者による最適な理論と環境を!!
とっくんが「9月2日」に書いたブログ記事の【まとめのタイトル】をまた使いました。
この記事でも書きましたが、一流の指導者は【技術テクニックをすべて自らが手本を見せ、その技術の細部に至るまで「言葉」で説明し、これを落とし込む練習法を明らかにすべき】です。
大相撲界も例外ではありません。
番付制度という“身分制度”を、力士が這い上がるモチベーションにしている世界なので、今回の貴ノ富士や、引退した元横綱日馬富士、貴ノ岩のような「暴力沙汰」も出てくるんでしょうね。
いずれにせよ大相撲秋場所まであと少し。
協会も力士も相撲に集中する環境を整えるためにも、早くこの事件にはケリを付けてほしいものです!!