このブログサイトは、主に「不動産投資」についての記事を書いていますが、ブログタイトルにもあるように『資産(=お金を産み出す)に変える』仕組みを作るというのが、根幹にあります。今回の記事では、最も効率的な「お金の増やし方」について語ります。
今回は、お金を増やす話をするんですか?
「不動産投資」でお金を儲ける話じゃないのですか?
最近、多くのビジネス系ブロガーやYouTuberが『お金の増やし方』を解説する情報を発信しています。なかなか良いことをおっしゃっている人もいますが、なかには「自分の情報商材を売るため」の手段として、「情報収集にはお金を使うべきだ!」的な話に持っていく人もいますね。ボクは、資産を作る仕組みの根本を語ります。
【お金を産み出す仕組みとは】レバレッジを利かした仕組みが最適!
今回の記事は、少しばかり趣向が異なります。今、筆者が最も力を入れている「不動産投資」の分野ではなく、もう少しばかり、視野を広げたビジネス全体の話になります。
ボクは、20歳代のころに、ある情報教材を高額な値段で買わされてしまい、大損したことがあります。所謂、ビジネス系自己啓発系のカリキュラムだったのですが、価格は70万円ほど。30年近い前の話なので、今では「怒りは消えています」が、あの時の経験が「高額な情報教材を売りつける手法」というのを目の当たりにしました。
・情報や知識は「タダではないこと」を消費者に刷り込む
・自分が成功していることをエビデンスを示して「権威性」を持たせる
・採るべき選択肢をできるだけ少なくして、消費者自身の拙速な決断を促す
・情報商材を使って成果を出したというユーザーを販売促進ツールに使う
皆さまの周りで、上記のような販売手法で営業をやっている「情報商材販売」があったら、今一度、冷静になって、その「情報商材のを買うべきか」を考えてみてください。
こうした情報商材を高額で販売している人は、その分野では成功を収めたかもしれませんが、他人を指導して、その成功を導けるか否かは、まったく保証がないのです。
【ベンチャー企業家】ゼロから東証一部企業を作った人との出会い‼
筆者は、ある場所で一人の企業家と仕事をさせていただく機会を得ました。その方と長い時間を過ごすことで「本物のベンチャー企業家の凄み」を知ることができました。
過去記事でもこの人のことを紹介しましたので、是非、参考にしてください。
ベンチャー企業家が活用したのは「ノウハウ?」or「仕組み?」
これはあくまでも筆者の感覚なのですが…、ゼロから起業をして東証一部の企業まで成長させられるということができたのは『複利ビジネスの仕組み』をうまい具合に成功させられたから――だと考えています。
簡単に言うと『わらしべ長者』のような仕組みです。わらしべ長者は、最初はワラにアブをつけた道具をつくって、これを「価値を認めた人と交換すること」によって、最後は長者にまでなったという話です。
これをビジネス的に説明すると『レバレッジを利かせたビジネスをして成功した』と言えるかと思います。
レバレッジ(=テコの原理)でビジネスチャンスを増やす‼
資本主義の世界では「資本の形を変えること」によって、モノ・コト・仕組みを大きく成長させることができます。
言い換えれば『資本(=主にお金)』を何かしらの仕組みを使うことによって「資産の形を変えていく」ことで、『わらしべ長者』になるというものです。
「わらしべ長者」の場合は、単純な物々交換なのですが、実際のビジネスでは「レバレッジ」を利かせることで、他人資本を自己資本に上乗せするなどして、企業価値を高めていきます。
爆発的な「企業価値の成長」をもたらすためには⁈
筆者が付き合ったベンチャー企業家は、法人を立ち上げて間もない時期に「ベンチャーキャピタルからの出資」という資金調達に成功しました。
金融機関が、起業家本人や連帯保証人の「人的担保」や「不動産や株式の物的担保」を取ってお金を貸すというのと違い、『ベンチャーキャピタルが投資をする』ということは、そのビジネスモデル自体が成長が見込め、将来的に株式上場ができる可能性がある――ということを証明にもなります。
これは、かなりハードルが高いことです。
ビジネスモデルが爆発的な成長を遂げるためには、まずは以下の「商売の基本」を実践しなければなりません。
・安く作って高く売る
・安く作らせて高く売る
・三方よしを実現する、Win-Winを成立させる
ベンチャー企業家と同じことは「99%以上の人」はできない‼
このベンチャー企業家の「ビジネスモデル」とは、フリーのクリエイターのエージェント的な仕事で、大手のテレビ局やプロダクションからの受託をして、人材を派遣する―というものでした。
時代の潮流にも合ったと思いますが、それ以上に、この人物の人間力がこの会社の成長の原動力だったかと思います。
一般の人が、こうしたベンチャー企業家のような経営をすることは、ほぼ不可能です。また、敢えて言えば、この企業家から『上場企業を作るための必要なことのレクチャー』を何時間受けたとしても、どんな書籍を読んだとしても、99%以上の方は「実現すること」はできないでしょう。
筆者もその一人でした。ここで筆者のプロフィールを書きます。
資格等:宅建取引士、管理業務主任者、不動産投資家、ブロガー
大学卒→地方新聞で記者→30歳で退職→父親の会社(不動産業)&外国人サッカー選手の代理人→Jリーグクラブ→不動産会社→Jリーグクラブ→インキュベーションマネージャー(IM)→キャリア教育研究員→IM→IT関連の特許を出願して、これを元に企業を起業(失敗)→県の企業誘致参与→株のデイトレードで失敗→県消費者行政の仕事→不動産会社取締役→2018年念願の社長→社長になって以来、1年間で3件の不動産投資を実施した。
プロフィールでマーカーを付けたところがありますが、筆者は不動産業以外にIT関連の特許を出願して、資本金300万円で起業をしたことがあります。
その時は、プログラマーを雇ったのですが、彼が途中で仕事を投げ出してしまってビジネスそのものを始めることもができず、失敗しました。筆者に、前述のベンチャー企業家のような「人間力」があったら、こうした失敗はしなかったかもしれません。
【不動産投資を始めたきっかけ】~レバレッジが効くビジネス‼
筆者はこの事業の失敗を深く反省して、その後は借金を返すために、有期雇用で行政の仕事などもやりました。その後、株式投資で失敗して、「不動産鑑定士の資格」を取ろうとして、再び行政の仕事をしたことがあります。
2018年7月に、前社長(父親)から、ほとんど潰れかけた会社を引き継ぎ、現在に至っていますが、不動産投資をやろうしたきっかけが、ローコスト住宅で全国販売数ナンバーワンの飯田ホールディングスグループの「一建設株式会社
不動産投資は「投資」ではありますが、これは明らかに「事業」です。また、事業資金を集める手段としては「収益不動産自体を担保(抵当権設定)にすること」によって、極めて容易に資金を集めることができます。前述の「レバレッジ」です。
金融機関に融資を申し込むという段取りは、自らの事業計画書等を提出して、融資のための審査を受けます。恐らく、この作業というのは、他の起業家たちがやっている資金調達に比べると、かなり簡単なものです。
もしも、「起業をしたい」「投資をしたい」と考えている方の中で、不動産投資事業のような「容易な事業計画書」さえも作成することができず、このレベルの融資を勝ち取ることができないのであれば、他の起業をしたとしても、成功する見込みは少ないでしょう。
まとめ:資産を10倍に増やすために必要なこと ~レバレッジを‼
筆者は以前の記事で「資産を10倍に増やす方法」について書きました。
筆者自身、過去の起業で失敗した理由は「他人の使い方を見誤ったから」でした。こうした能力、経営者としての資質は、筆者にはありません。こうしたこともあり、筆者が今の会社の社長になったときには、従業員を解雇して「一人会社一人社長」の不動産屋に変えました。
そして、事業のメインは、筆者自身の不動産投資にしました。
一般に売られている「情報教材」の中で、極めて狭い範囲のノウハウを売っているものはその価格に見合う妥当性があるかと思います。しかしながら、抽象度の高い、漠然とした目標を売り物にしている情報商材は購入を辞めておいた方がよいと思います。
筆者も近いうちに「情報商材」を販売する事業をやりますが、内容は個々の収益不動産の情報を交えたピンポイントの再現性の高い情報です。これらの情報教材の準備ができたら、このブログ記事でも紹介します。