【住宅】新築 一戸建てができるまで【現在進行形】を説明します

不動産
この記事は約6分で読めます。

トップ写真は、住宅の建設の工事「工程管理表」です。これは着工から上棟までの日程を書いています。とっくんの会社の「新築一戸建て住宅(展示場)」は現在、建設中ですが、今回のブログ記事では「住宅ができるまで」の流れを語ります。

 

とっくん
とっくん

こんにちは、現在、住宅を建設中の、とっくんです。

不動産屋は、住宅や店舗の建築に関してはプロフェッショナルではありませんが、不動産の取引を円滑に行うために、基本的な知識は抑えています。

 

 

【住宅】新築 一戸建てができるまで【現在進行形】を説明します

皆さまの中で、これまでに自分の住宅を建てたことがある方、これから建てようと思っている方、いつか建てたいと思っている方、それぞれおられると思います。

家というのはどのような工程で建てられるものでしょうか?!

 

木造住宅には2種類がある!!

既にご存知の方も多いと思いますが、木造住宅は大きく分けて2つのタイプの工法があります。

 

木造軸組構法とは?

「木造軸組構法」(いわゆる木造)は、日本で昔からある工法で、柱や梁、土台などを組み合わせた骨組みが基本となり、これに壁をつけていく工法です。時代とともに進化している工法でもあります。約8割がこの工法で建てられています。

1995年1月の「阪神大震災」では、この在来工法による建物が倒壊したことが広く知られていますが、1981年以前の古い建物や耐震基準を満たしていない建物がほとんどで、平成以降の新しい建物ではほとんど被害がありませんでした。

しかしながら、現在は「大工や棟梁」といった言葉は死語になりつつあります。理由は、事前に木材を工場でカットしておく「プレカット工法」が一般化ししています。現場では、プレカットされた部材をそれを組立てるだけです。

このほか、剛性床、あるいは金物による補強などいろいろな工法が研究されて採りいれられています。「建築基準法」も2000年に改訂され、耐震化がさらに図られ、その基準を満たす住宅となっています。

 

ツーバイフォー工法(木造枠組壁工法)とは?

ツーバイフォー工法(木造枠組壁工法)は北米で最も主流の工法です。北米では住宅の9割以上がこの工法で建てられています。
合理的で、生産性や耐震性に優れ、火災にも強く、そして洒落た外観がこの工法の売りです。

自分で家を建てたり、あるいはリフォームをしたりする北米の生活スタイルから産まれたこの工法は、いつでもどこでも、安く材料を調達できるように、2インチを基本とした規格体系になっています。

 

とっくんの住宅はローコスト住宅の【木造軸組み工法】です!!

とっくんの会社では、ローコスト住宅メーカーの「建売住宅の仲介」をやっているため、現在建築中の住宅(住宅展示場)もローコスト住宅指定の「木造軸組工法」です。

【ローコスト住宅に住んでみて】実態ブログ【ココダケ限定情報】

 

 

木造の家ができるまでの工事の流れ

ここでは、一般的である木造軸組構法の工事について、家ができるまでの流れをまとめていきます。

とっくんの住宅の場合は「ローコスト住宅」なので、工期はこれよりはかなり早いです!!

現況確認、地盤調査、地盤改良・地盤補強工事など

敷地の法的な規制、道路、境界などをチェックして現況を把握します。そして、建築する住宅をしっかり支えられる地盤かどうかの調査、地盤調査の結果によっては、地盤改良工事などを行なうことがあります。(写真はとっくんの住宅の工事)

・地縄張り、遣り方

ビニール紐や縄を使って設計図を確認しながら敷地内に建物の配置を示していく地縄張りを行います。次に、「遣り方(やりかた)」です。地縄張りの50cm〜100cm外側に杭や板を張り巡らせる作業です。

・堀り方、捨てコンクリート

遣り方を終えると、通常は地鎮祭を行ないます。(※とっくんは「地鎮祭」は行いませんでした)

基礎を作るために地盤を掘削し、砕いた石などを敷きつめ、地盤を固め、防湿シートを敷きつめ、地面から上がってくる湿気を予防します。その後「捨てコンクリート」という基礎底面を平らにして、基礎を作るための基準線などを引いていきます。(写真は9月17日時点のとっくんの住宅の工事)

・基礎工事

捨てコンクリートに書いた基準線にそって、床下となる重要な基礎部分鉄筋を組み立てていきます。それから型枠を設置していき、「底盤部分にコンクリート」を打設していきます。空気や水分をしっかり抜き、固めるために時間を置いたあと、型枠を取り外していきます。

 

木工事、内部工事、仕上げなど

・木材搬入

基礎工事が完了すると、木材を搬入し、いよいよ土台敷きという住宅の骨組みとなる工程に進みます。この時に防シロアリ処理がなされます。

・建て方、上棟式

柱、梁、母屋などの構造材を組み立てます。最後に地鎮祭のときにもらったお札と一緒に、棟木を上げてお祝い「上棟式」をします。(※とっくんは「上棟式」は行いません)

・躯体工事

棟上げが終わったら、柱や梁などの構造材を金物、ボルトなどを使って固定していきます。

・屋根工事

これが終わると、すぐに「屋根工事」に移り、工事中の構造材を早い段階で雨から防ぎます。屋根部分の断熱材などもこのときに入れていきます。

・床下地工事

床組を行って、足元を固めます。天井や壁の作業をしやすくします。

・外装工事

外部サッシを取り付けたら防水シートや外装材、断熱材を取り付ける外部工事を素早く進めていきます。

・内部下地工事

壁、天井、床の内装仕上げ材を張る前に、断熱材とボード材で下地をつくっていきます。

・内部仕上げ工事(床)

内部の下地が終わったら、内装仕上げに移ります。床にフローリング材、タイル材、コルク材などを張っていきます。壁にはクロスを張っていきます。

・塗装工事

配管の接続、駐車場が終われば、塗装を行います。

・足場外し

組んでいた足場を外します。

・内装工事(建具、家具)

内装の作り付けの棚などの細々した部分を作っていきます。

・照明、設備器具の設置

照明器具、キッチンなど設備を搬入して、設置していきます。

・竣工検査

「工事が終了」したら、ハウスメーカーによる外構、建物に不具合がないかをチェックが行なわれます。仕様書、設計図通りに仕上がっているか、傷やミスがないか、設備が正常に動作するかを確認していきます。

・完成

竣工検査後、不具合があれば直され、問題がなければ施主(依頼主)に引き渡されます。

 

 

スポンサードリンク

まとめ:とっくんの住宅建設をリアルタイムでブログ記事にします!!

これから家を建てることに関心がある方は是非、とっくんの住宅建設を参考にしてください。

今後も、住宅建設に関するコトを報告しますのでよろしくお願いします。

 

最後までお読みいただき心から感謝しております。今後ともよろしくお願いいたします。

スポンサードリンク
タイトルとURLをコピーしました