今回の記事のテーマは「情報商材」です。ネット社会ではさまざまなサービスが売られていますが、中でも「情報商材」は、多くの販売者が一獲千金を狙って参入しています。筆者は長年、不動産業をやったほか、起業支援、消費者行政、企業誘致などの多業種を体験しました。そんな筆者が考える「有効な情報商材の選び方」について語ります。
とっくん社長は、いつもパソコンで作業していますよね。ネットで「情報商材」などは購入したりしますか？
まずは買いませんね。コストパフォーマンス次第ですが『効果が出ると確信できたもの』でない限りは、損ですからね。でも、これまでに2回、購入したことがあります。これから紹介します。
かつて、ドリブルクリニックを2回主催したことがあるドリブルデザイナーの岡部将和さんのドリブル理論のnoteを購入したことがあります。
このほか、英語の教材で「プライムイングリッシュ」を買ったことがあります。
【不動産投資の情報】ネットでの情報商材に再現性はない？！
筆者は、ブログ運営を始めて200日以上が経ちました。毎日更新して650記事くらいを投稿しました。最も多いのが「不動産」ですが、『資産（＝お金を産み出す仕組み）に変える』ためのビジネス面の記事もあります。
今のところは「無料公開」をしていますが、今後は有料noteやBrainなどで「有料記事」を販売しようと思っています。
「情報商材を売ること」を考えているとのことですが、とっくん社長は「情報商材を否定」しているわけじゃないのですか？
基本的に「否定はしません」ね。需要と供給の世界ですから、どんな情報商材でも「その値段で購入する人がいる」から、それを売って儲けている人がいるとは思っています。ただし、高額な情報商材を購入する際には「情報リテラシーが必要だ」と思っています。
・情報や知識は「タダではないこと」を消費者に刷り込む
・自分が成功していることをエビデンスを示して「権威性」を持たせる
・採るべき選択肢をできるだけ少なくして、消費者自身の拙速な決断を促す
・情報商材を使って成果を出したというユーザーを販売促進ツールに使う
皆さまの周りで、上記のような販売手法で売っている「情報商材販売」があったら、今一度、冷静になって、その「情報商材を買うべきか」を考えてみてください。
こうした情報商材を高額で販売している人は、その分野では成功を収めたかもしれませんが、他人を指導して、その成功を導けるか否かは、まったく保証がないのです。
【インフルエンサーは「権威性」で商売】ユーザーは価値を判断⁈
あるインフルエンサーのブロガー兼YouTuberは『ブログで稼ぐためには、権威性が必要で、自分がブログで儲けている証拠を示すのは権威性のためだ』と語っていました。
恐らくこれは本当のことでしょう‼ そして、この「名言」を忠実に守って、実践しています。
筆者も、有料noteやBrainをやる場合は、この考え方を踏襲すると思います。ただし、そこには、「一つの条件」があります。
例えば、有名ブロガーが実体験に基づき「キーワードの設定方法やSEO対策」などの情報を出したとします。また、「ブログサイトの設定方法」などの手順を説明する情報などは、他の人がソレを真似したら再現性があるでしょう。
しかしながら、そうした有名ブロガーが発する情報すべての再現性があるはずはありません。筆者の感覚では、その人が発する情報のうち「10％程度でも再現性があれば、優良な情報である」と思っています。
【再現性のある情報とは⁈】どんな分野なの？
では、「再現性のある情報」を発信している人たちっているんでしょうか？
そういう人たちはいます‼
それは「学問の分野」です。以下のようなものは再現性ある情報発信が続いてきたからこそ、その分野が発展してきたのです。
・医療、医学
・科学技術
・数学
【情報商材の見極め方】その人だからこそ売れた場合はNG‼
世の中にはビジネス経験がない若い方が「ブログやYouTubeで稼いだこと」で“権威性”をつけて情報商材を売っている人がいます。
筆者は、その人が持つ属性や特徴があったからこそ、たまたま稼いだけで再現性はない、と割り切っています。
「不動産投資の情報」に再現性はあるか？
ここで、筆者の専門分野の「不動産投資」について考えます。筆者はこのブログサイトで、何度も以下のような論を展開してきました。
これまでも度々記事で書いてきましたが不動産というのは「地域性・個別性・経済性」の影響が出るものですし、ボクの住む地域で成功している不動産投資のやり方が日本全国で適当か?!はわかりません。
上記の過去記事から転載しました。
不動産投資は…
このようになります。
まとめ：再現性があるものだけを抽出して「情報商材」にする‼
これが、筆者の今のところの考え方です。
再現性がある情報商材で「成功or失敗に関わらず結果が見える」ものについて考えれば、情報商材に使った金額を投資金として、結果に応じた『運用利回り』という数字の結果が出ます。
仮に、こうした「運用利回り」を考える必要がないくらい安い情報商材もありますね。筆者のブログサイトも今のところ無料なので、利回り的な考え方はありません。ところが、有料情報を発信するならば「再現性のあるのだけを抽出する」ようにしたいと思っています。
この記事を最後まで読んでいただき心より感謝しております。
