【持続化給付金の委託金】精算払いなので「中抜き」は不可能【常識】

不動産
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とっくん(@不動産投資家)です。筆者のブログサイトで、『【持続化給付金制度が政局に?】野党の追及で支給が遅れる可能性は?』の記事を掲載し、ツイッターで告知をしたところ、『政府寄りの発言だ』としてDMと問い合わせフォームをいただきました。個々の意見に反論することはしませんので、追加の記事を出すことにしました。(トップ写真は、衆議院の経済産業委員会の映像から)

とっくん社長、ブログで政治的なことは書かない、って言っていたのに…。前回の記事は政府を擁護して野党批判の記事じゃなかったのですか?

 

とっくん
とっくん

ボクは、政治的な内容を書くのは、自身のFacebookでやっています。このブログサイトは「資産(=お金を産み出す仕組み)に変える」というコンセプトでやっているので、政治による施策や制度の話は書きますが、政治思想などに関わることは書かないようにしていますが…。

 

【持続化給付金の委託金】精算払いで「中抜き」は不可能【常識】

筆者が、持続化給付金のことを度々記事にしているのは、この制度が「新型コロナ禍によって売上が激減した事業者を救済する制度」なので、取り上げています。

一部の野党の方が「政局」にして政権の足を引っ張ろうという動きをしていますが、これは「国民のためにはならない」と思います。

 

野党が言うように、「政権は、今回の持続化給付金を悪用したり、一部の業者を優遇した」のではないでしょうか?

 

とっくん
とっくん

ボクはそれはありえなナイ!と思っています。

衆議院の経済産業委員会での、足立康史議員(日本維新の会・無所属の会)が質問をしているので、以下に内容を転載します。

 

足立議員 まず、この委託の体系ですね。今、よくテレビで勉強不足のマスコミが「中抜き」「中抜き」と言っていますが、20億円は18.1億円は、事業終了後に事業確定検査によって適切な使用を確認した上で精算されるということでよろしいでしょうか?

中小企業庁 お答えします。イエスでございます。

足立議員 ではですね、その20億円以外の部分、680億円の電通を通した再委託の塊も同様であると考えますが、そうですか?

中小企業庁 同様でございまして、最終的に要した費用は、ルールにのっとって、事業の完了を精査の上、しっかりと精算するということでございます。

 

 

【持続化給付金】事業規模が巨大なので「応札は2者」のみ‼

持続化給付金は、同給付金の実行は、「一般社団法人 サービスデザイン推進協議会」が76,902,084,807円で請け負いました。これは中小企業庁のサイトで公開されています。

この制度に「応札」したのは、サービスデザイン推進協議会以外にもう1社あったそうです。

落札したサービスデザイン協議会は、電通に再委託をして、そうしたことが“不自然に”見えたとして、野党が国会で政局にしています。

 

実は、この事業の主体は実際のところは「電通」ということですか?

とっくん
とっくん

これについてはボクが決めつけるようなことはできませんが、前述の足立議員の国会質問によると、そのような“雰囲気”が伝わってきます。所管の経済産業省もことを、“制度運用上の常識”として理解しているようです。

 

足立議員 一つは「持続化給付金の交付決定通知書」に電通の名前があると、事業者の方が何だと思うので、このサービスデザイン推進協議会の名前の方が電通も助かる。なんで電通が俺のところに振り込むんだという問い合わせが電通に集まらないようにしているやに答弁があったと存じますが…。

加えて、大臣から電通のバランスシートの問題だという指摘もあった。要は、1兆円、2兆円という巨額のお金が、今の事業費は精算払いですけれども、1兆円、2兆円の現ナマは、すべて国民、事業者の皆さまにわたるんですね。いったん、もし電通がそのまま受け取れば「電通のバランスシートに載ってしまって」監査対象になるから面倒だというのは、私は極めて説得力があって、私が大臣でも理解しただろうと思いますが、まず私の発言はその通りですね?

中小企業庁 電通のような大企業の場合、四半期ごとに、決算の公告をしなければなりません。そういった中で、預かり金が通過するだけで発生してしまうので、そういう問題が起こるということでございます。

 

 

【再委託はOK】「持続化給付金」が迅速に給付されることが最重要

今回の「持続化給付金」は、未曽有の新型コロナ禍で疲弊した日本の経済に活力をもたらす施策です。過去に類を見ない規模の給付なので、これを迅速に行う体制を政府も考えたことでしょう。

結果…、わが国最大の広告会社である電通がメインになって、委託の窓口を別の団体(サービスデザイン推進協議会)にしたという構図でしょう。

 

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まとめ:一部の野党! ~国民のための政治をしてくれ!

筆者が言いたいことはこれだけです。

今回、野党の中でも足立議員のような良識ある方が国会で質問をしてくれたおかげで、持続化給付金が正しい運用がされていることが証明されました。

しかしながら、こうした国会審議は、既存のメディアはあまり報道しないかもしれません。

繰り返し言いますが、一部の野党の皆さま、「国民のための政治」をやってください‼

(持続化給付金受給のために「会計ソフト」をインストール↓以下をご覧ください)

 

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