プロスケーターの織田信成さんが2019年9月29日、自身のブログを更新して『関西大アイススケート部監督を退任したこと』について「多忙」の理由ではなく、「リンク内で私に対して嫌がらせやモラハラ行為があり、その影響で今年春頃から体調を崩すようになった」などと記しました。
皆さま、こんにちは。最近はスポーツに関するネタが増えてきたと実感する、不動産屋2代目社長のとっくんです。
大相撲の十両貴ノ富士関の記者会見に続き、今回はプロスケーターの織田信成さんの「監督辞任」に関する話題です。このブログには少々、驚きました。
織田信成さんが『関係者からのパワハラがあった』とブログで告白!
これについては、織田さん自身がブログで語っていますので、内容を要約して転載しました。
とっくんの中ではちょっとひっかかる内容です。
応援して下さるスケートファンの皆様
スケート関係者の皆様へ・関西大学アイススケート部監督辞任について、一部事実とは異なる報道があった。
・多忙を理由に監督を辞任したわけではない。
・関西大学との話し合いの場で「多忙で監督ができない」とは一言も話していない。
・辞めた本当の理由は、リンク内で私に対して嫌がらせやモラハラ行為があった
・モラハラの行為の影響で、その影響で今年春頃から体調を崩すようになった。
・辞任するまでの3ヶ月間リンクに行けなかった。関西大学の対応が誠意がなかった。
・今回の件で、7月に弁護士の方もふまえて関西大学と話し合いを行った。
・関西大学が調べて報告をあげるという事で結論になったが、結果報告もなかった。
・なんとかリンクに戻れる環境にしてくれないかお願いしたが、実施されなかった。
・そのことで「監督の職を辞する決意」をした。
・関西大学側に辞意を伝えるとすぐに承諾されました。
・現役時代には大学にはリンクまで建設してもらい大変お世話になったので、学長との面会を希望したがそれもできなかった
・どんな理由を言って辞めても嘘になるので、「前向きな言葉だけで終わらせてほしい」と大学側にお願いをして、大学側から「あくまで多忙が理由」と証言する記事が出た
・大学側の対応はただただ悲しく辛いものでした。
・(辞任の理由を)公表する予定はなかった。
・事実とは違う内容が関西大学側から発表され、精神的に耐えられず、自分の口で説明した。
・職務を投げ出す形になり、本当に申し訳ない。
・13年間、お世話になった「関西大学たかつきアイスアリーナ」を去るのは大きな決断。
・指導者としての夢はまだ諦めていないので、オファーがあれば何処へでも行って指導したい織田信成氏のブログから内容を要約して掲載
https://ameblo.jp/oda-nobunari/page-2.html
織田信成さん「監督辞任問題」の事実確認は?!
まずは『織田さんに対するパワハラの存在の有無』ですが、これについては、ご本人がパワハラと感じる状況と、それをやったとされる周りの人たちの状況とは絶対に異なります。
なので、「事実であろうと思われるコト」だけをまとめますと…、
・織田さん側は「パワハラがあった」と感じ、関西大学側からの「報告」に期待をした。 ・関西大学側はその「報告」を織田さんに提示しなかった。 ・織田さんは弁護士を交えて関西大学側と話し合った。
この3点ですね。
恐らく、関西大学側は織田さんとは異なった見解を持っていることでしょうが、関西大学側からの「報告」を織田さんが期待したのは事実でしょうし、弁護士を交えた話し合いの場が持たれたのも事実でしょう。
織田さんが関西大学側に求めていたのは?
これは、織田さんの主観になりますが『パワハラをやめてほしい!』ということと『パワハラをした人を処分(または改善)してほしい』とうことだと思います。
そういうことであれば、仮に、大学側が「関係者による織田さんへのパワハラが存在し、それを認めた場合」には、その関係者に対して「パワハラをやめるよう指示すること」をやるでしょう。
そして、両者の心のうちに〝誤解〟があったとしたら、それを解けばよいだけの話です。
【関西大学にとって】それ以上の根本的な問題が生じていた??
これは、とっくんの推測なので「??」としています。
大学というところは、関西大学に限らず、組織を守ることが最優先の事項です。
恐らく、関西大学は、元オリンピック選手で同大学のOBでもある織田信成さんに対して「モラハラ」(※もしくは織田さんが「モラハラと主張したこと」)の事実を世間に発表したくはなかったのでしょうね。
そのように考えるのが合理的だと思います。
【関西大学は】それぞれのケースを天秤にかけて吟味した??
大学の組織を守る上で、織田さんへのパワハラを公表した場合、そうでない場合などを想定して、それぞれのメリットorデメリットを天秤にかけた結果、織田さんがブログで書いているように『結果報告をしなかった」のでしょう。
【多忙を理由に監督を辞任】は最大の配慮では?!
ここまでの状況を見てみますと・・・、状況的には織田さんは事実上の「監督解任」ようですね。
とっくんも、以前勤めていたJリーグクラブので「監督やコーチ、通訳、スタッフが解任させる場面」を何度も見てきました。
それを踏まえて、敢えて言うと、織田さんのような有名人でテレビや講演などでも稼げる人に【多忙で】という理由をつけて、監督から退いてもらうのは、ある意味〝最大の配慮〟のようにも思えます。
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織田さんにはかなりの精神的なストレスだった?!
これは実際問題として、織田さんが今年の7月から弁護士も交えて関大側と話し合ってきたというので、関西大学側が「パワハラはなかった」と主張したとしても、織田さんの気持ちの中では『パワハラだった』ということだと思います。
もちろん、社会的に、今回の件が『パワハラ』に当たるか否かは別問題です。
まとめ:関西大学側の反論は?or織田さんへの指導者のオファーは?
今後のことでしょうが、マスコミの騒ぎ具合によるでしょうが、関西大学側が『記者会見や取材対応』で今回のことを語るか? でしょうが・・・。
とっくんは、「関西大学は黙っていて、この騒ぎが収まるのを待ったほうがいい」と思います。
そう考える理由は、今は「ラグビーのワールドカップ」や「貴ノ富士問題」など、スポーツ界の話題がそちらに集まっていますし、今回のことで「織田さんへのパワハラ認定」をするしないを徹底的にやれば、傷つくのは関西大学アイススケート部の部員たちです。
これ以上問題が拡大しても、結局は当事者同士の〝泥仕合〟に発展するでしょうし、とにかく世間の関心が薄れるのを待つというのが一番の得策でしょう。
最後に・・・、織田さん自身は今後も「アイススケートの指導者」としての希望をされているようなので、この「パワハラ疑惑問題」が広がることは、他からのオファーにも影響を与えますので、その点は考えた方がよいでしょう。
以上、今回も【資産に変えるゾ!!】赤裸々ブログを最後まで読んでいただき心より感謝しております。