本日(2019年12月22日)午前10時放送のフジテレビ『ワイドナショー』で、『新幹線3人殺傷事件・無期懲役判決に万歳三唱』のことが取り上げられました。筆者も前回の記事でこの問題を語りました。松本さんが「民主主義の…』という発言をしました。これには、筆者も同感です!!(ワイドナショー放送画面から転載)
筆者は大学の法学部卒業なので、「死刑制度」については持論はありますが…。今回の放送で、松本人志さんの視点「民主主義で…」はかなり深みがありますね。
【ワイドナショー】新幹線3人殺傷判決に松本人志「民主主義を」
松本さんの切り口には毎回、驚きますが、今回のコメントはまた『コメンテイターとして一流であること…』を印象づけました。
12月22日放送の『ワイドナショー』のラインナップ?!
今回の放送のラインナップは以下のとおりです。
【MC】
東野幸治、佐々木恭子(フジテレビアナウンサー)【コメンテーター】
松本人志(ダウンタウン)、泉谷しげる、川谷絵音、神田愛花【ワイドナ元サッカー日本代表】
前園真聖【ワイドナ弁護士】
犬塚浩【ワイドナ芸能リポーター】
駒井千佳子【ワイドナ現役高校生】
赤崎月香※フジテレビサイトから転載
松本人志【裁判(司法)が民主主義の根幹である】を熟知している!!
松本さんの発言は以下のとおりです。
松本さんは『シンプルな話。われわれがこれだけ納得していないという時点でおかしい。われわれが税金払って…。民主主義ってなんなんだろうかって?! 被告が万歳三唱の時点で裁判官は「ちょっと待った!!」というのがほしいですね…』と語りました。
これは、「司法制度の根幹である要素」を端的に説明しています。
そもそも、裁判員制度が始まった背景には、【司法】というジャンルはわれわれが社会で共有している民主主義の根幹でもあり、そのために、国民も裁判に参加する権利と義務を有する―ということに尽きます。
今回の被告が「無期懲役」になり、国民の税金で彼の面倒を見る―という不条理さをナットクできない人が多い中、松本さんが『民主主義』という言葉を使った意味合いは深いです!!
筆者がこれまで受験した「行政書士」に関する記事です↑!!
まとめ:「制度」は民主主義においては国民が決定する!!
筆者は、死刑制度については「維持派」の立場です。その理由は、いろいろありますが、簡単に表現すると『死刑制度がある社会で自分はその国民として生活をしたいから!!』です。
国が人の命を終わらすという死刑制度ですが、もちろん、是非論があることは承知していますし、それぞれの主張の立場も筆者なりに理解しています。
その上で、自分としては『死刑制度がある社会で…』ということに結論が至っています。ただし、この結論に至るまでには、日本という国の民主主義や法の正義、裁判公平性・客観性・証拠に基づき冤罪がないこと…などが前提となっています。
松本さんのコメントは、この放送の他のコメンテイターとは異なり、筆者の考えに“近い”と感じました。
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