【写真】は、本日(8月28日朝)に撮影したものです。小生が住む地域が大雨で避難勧告が出されています。不動産屋の仕事の中に【物件調査】があり、現在進行中の土地の地区を車で回りました。一部の道路が冠水していて、車がエンストするのではないか?!とヒヤヒヤしました。
こんにちは、心臓どきどきで戻ってきた不動産屋の2代目社長とっくんです。
昨夜(8月27日)からの大雨で、小生が住む地域も一部の地区で「冠水被害」が出ています。
不動産屋の業務として「物件調査」があり、今、抱えている案件の状況を見る必要があります。
安全に配慮しながら、地区を回ってきたのですが、写真のような状況でした!!
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【土地の価値】を決める要因には、地勢や気候があります!!
不動産屋の業務で【土地の価値】を査定がありますが、土地の上に建物を建てる以上、さまざまな情報を集めなければなりません。
具体的に書きますと【物件状況報告書(告知書)】という書式があり、売買契約時にこれを提示することになっています。
土地や不動産を購入される方は、売主に比べると、圧倒的に情報が不足しているため、その不動産の今の状況を『告知してもらう必要』があります。
【不動産売買の際の告知条項~土地の場合~】 ・地盤時沈下の有無 ・異臭などの有無 ・冠水、浸水の有無 ・土砂ぐずれの危険性の有無
主に、上記のような情報を提示することなっています。
告知はこのほかにも「土地の法的な利用制限」「境界」「地中埋設物」などの事項もありますが、主に土地の地勢という点で言えば、上記のような項目になります。
【物件調査 その①】大雨時にチェックする項目
不動産屋にとっては、大雨時はやっかいです。
管理している不動産の建物の雨漏りや、大風による建物への影響・・・、こんなトラブルの電話がかかってくるからです。
加えて、大雨時に冠水している地区をチェックすることも、小生の中では重要な【物件調査】であると考えています。
【とっくんの物件調査の一例】 ・大雨時の道路冠水状況 ・周辺の河川の状況 ・建物浸水の有無の状況
こうしたチェックは大雨時にしかできないので、安全を確保しながら物件調査をしています。
【物件調査 その②】行政情報のチェック
今回のような大雨時には、行政が「避難勧告」を出して、スマホに情報が流れてきます。
リアルタイムの生情報なので、こうした「避難勧告」をスクリーンショットにして保管しています。
今後、同じような大雨時になると、その地区の地勢が危ないなどの情報をインプットしなければなりません。
【危険】物件調査もほどほどに!!
とは言え、大雨時にこうした調査をすることは、あまりよいことではありません。
少なくとも、小生にはその自覚はあります。
理由は「大雨災害」の怖さを知っているから・・・です。
【大雨災害怖い】その① 高校時代、大雨被害で300人近くの方々が亡くなった【悲報】
小生が住んでいた県の大雨被害で、土砂崩れや川に流されるなどして、多くの方の被害がでました。
このことは今でもトラウマになっています。
【大雨災害怖い】その② 新聞記者時代、大雨被害の取材で危機一髪【幸運】
新聞記者時代は、大雨被害の現地に行くのが仕事だったのですが、小生が車で通過した道が30分後に土砂崩れになった。
これも思い出したらゾッとします
【災害怖い】災害取材中に命を落とした新聞記者、テレビ記者多数【悲報】
入社一年目に目の当たりにした、長崎県の雲仙普賢岳の土石流被害。
これは衝撃でした。
報道のあり方も含めて、それまでの価値観が変わりました。
【大雨災害怖い】その③ Jリーグの試合で観客の車が水に浸かる
この事件は、小生がクラブを離れた後のことでしたが、臨時駐車場に停めてあった車が大雨で浸水してしまい、車が壊れたそうです。
スポーツの試合・イベントでは、大雨による『試合の開催or中止』というもう一つの大きな判断が主催者に求められます。
まとめ:【自然を見くびるな!!】当たり前の話です!!
最後の「まとめ」としては、ごく当然の結論です。
不動産にしても、地勢の情報を抜きにして『不動産の価値』を語っていはいけませんし、そのリスクについてはしっかりとした情報を共有しなければなりません。
お客様に対しては「的確な情報」を与えられるよう、これからも心がけたいと思っています。