筆者が不動産業をやる中で「空家対策」という問題には常に直面してきました。自分なりにこれをビジネスにしたい、と思ってプランを考えていたことがあります。
2020年1月12日放送のフジテレビ『ワイドナショー』で【アドレスホッパー】が取り上げられました。実は、前々からこの「アドレスホッパー」の動きにビジネス的に注目していました。(トップ写真は「ワイドナショー」画面から転載)
【ワイドナショー】定住の家を持たない【アドレスホッパー】紹介
以前の記事でサブスクリプションの自動販売機のことを紹介しました。
筆者的には現在、不動産業の新たな試みとして「シェアするビジネス」として、上記のようなサブスクにも注目していました。その中で【アドレスホッパー】的なライフスタイルが定着すると新玉ビジネスチャンスも見えてくると思っています。
アドレスホッパーとは、決まった住所に長期間定住せず、各地の宿泊施設などを転々としながら生活する生活スタイルのこと
アドレスホッパーのライフスタイル!!
アドレスホッパーとは、2018年ごろに市橋正太郎さんという方が「アドレスホッパーとしてコミュニティをつくった」ことで、広がったとされています。
まだ、そこまで浸透している言葉ではありませんが、最近はテレビ番組やWEBサイトなど多数メディアで取り上げられるようになりました。
ブロガーには「ノマドワーカー」「デュアラー」が多いが…?!
ブロガー界隈では「ノマドワーカーやデュアラー」という言葉が一般的ですね。ノマドワーカーとはカフェなどオフィス以外のさまざまな場所で仕事をする人、また働き方のことを表現しています。デュアラーは、生活拠点を2つ持っている人のことを言います。
この2つと【アドレスホッパー】の違いは、アドレスホッパーは一定の場所で仕事を行っている人もいますので、若干の違いがあると思います。
アドレスホッパーはどんな仕事で生活しているのか?
アドレスホッパーは、「移動しながら生活する」ということで、毎日、同じ場所で働く仕事とは相性よくありません。
こうしたことまり、アドレスホッパーは、遠隔でも仕事ができるWEB関連、副業の仕事に多い傾向があります。
プログラマー、Webマーケッター、デザイナー、WEBディレクター、エンジニア、ライター
アドレスホッパーの住む場所は?
現在は、アドレスホッパーだけを対象にした施設は少ないか?!と思います。特に、筆者の業界のように「不動産の賃貸」でこれを成立させることはかなりのハードルの高さがあります。
ホテル、ゲストハウス、サウナ、銭湯、マンスリーマンションなど
…をアドレスホッパーは移動しながら生活をします。
アドレスホッパーは宿泊にどれくらいの金額がかかる?
宿泊施設なので、これは地域によって金額が異なるかと思います。ネットで「アドレスホッパーの情報発信」をされている記事によると『月にかかる宿泊費は10万円前後~20万円程度』とされています。
かなり高いですね。ゲストハウスでは「月に10万円程度」、ビジネスホテル暮らしでは「15万円程度」が相場のようです。
アドレスホッパーは「ミニマリスト」的な性格が?!
アドレスホッパーは、荷物が少ないのが特徴です。スーツケース1つ、多くても2つ程度までと少ない荷物で移動します。
所謂、ミニマリスト的な性格がないと、厳しいかもしれません…。
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まとめ:筆者のビジネス「民泊・スペース貸し」との共存を!!
筆者の現在のビジネスでは「住宅展示場」をスペース貸しするなどの業務はやっています。将来的には「民泊事業」もやるつもりですが、【アドレスホッパー】の需要が多ければ、これもあわせてやってみたいと思っています。