JR東日本が駅ナカに日本初の“サブスク自販機”の定額サービスの利用者を募集しましたね。これは完全に10月からの消費税増税を見込んだ販売戦略の一環でしょう。
こうした中、世の中のビジネスの流れは「サブスク本格時代」に移ると思います。
こんにちは、かつて「サブスク業界」で働いていた、不動産屋2代目社長とっくんです。
とっくんは元新聞記者です。日本で一番代表的な「サブスク」は新聞です。定額で毎日宅配。新聞社が販売店網というたぐい稀な仕組みを作り出し、これを多額の費用をかけて維持している理由は「新聞が消費者の生活の一部になるコト」でした。
【サブスク】が消費税1割時代に勝ち残る?!
10月から消費税が10%になります。これは「8%」と時代とはまったく異なる社会になることを意味します。
ある電化製品を買いました。価格は税抜きで【28,978円】です。 消費税8%時代では、あなたが払った消費税はいくらでしょうか? では、消費税1割時代は?
計算が苦手な人でも【消費税1割時代」では、価格のケタを一つ横にずらすだけで計算ができます。8%時代にはこんな計算はできせんでした。
「1割」というキリのよい割合がいかに、人々の消費マインドに影響を与えるか?! を財務官僚や一部の政治家は分かっているのでしょうか?
【サブスクビジネス】の安定性が消費力を変える?!
ここで改めて「サブスク」の定義を説明します。
サブスクは使い放題とは違います サブスクはよく「使い放題サービス」と勘違いされるケースがありますが、それは間違いです。 サブスクリプションとは英語で「Subscription」と書きます。 サブスク=「一定期間」に応じて「一定額」を支払う「会員制」のサービスという解釈が 正しい意味になります。
サブスクのビジネスは以前からありましたが、近年、サブスクスタイルが成長してきた分野を挙げますと・・・、
【サブスクが成長してきたビジネス事例一覧】 ・コンテンツ配信ビジネス(音楽・動画・学習・読書) ・飲食系(フレンチ・ラーメン・コーヒー) ・乗り物(自動車・バイク) ・ファッション系(靴・バッグ・ネクタイ) ・各種サービス系 ・レンタル系(家具・家電・宝飾品) ・アプリ系(ゲーム・office・ウイルス対策) ・人的交流(オンラインサロン・シェアハウス) ・宿泊系(ホテル・マンション・古民家)
【サブスクビジネス事例】JR東日本が駅ナカに設置する自動販売機
JR東日本駅に設置している「イノベーション自販機」の概要は以下のとおりです。
・月額2480円 ・毎日配信される「QRコード」を自販機にかざし、1日に1回ドリンクを受け取る ・ユーザーは500人限定。9月2日~16日に募集し抽選で決定 ・応募は専用アプリ「acure pass」から受け付け
これを見ても分かるように、ICTやAIの技術を駆使した、人員をあまり必要としないビジネスモデルが今後、ますます増えていくことでしょう。
まとめ:【サブスク=定期消費】は生活の中に入り込む
ところで、【まとめ】として、違った角度から「サブスク」を語ります。
皆さまは、どういう人が「プロフェッショナル」になれると思いますか?
とっくんの中には明確な答えがあります。
それは『一つのことを、淡々と、毎日、やり続けられる人』です。どの分野のプロも同じコトをやっています。
これを「消費」に当てはめると『サブスク』の消費に向く人とは、こだわりを持ったライフスタイルの人たちです。
一方「サブスク」を提供するサービスは、消費者の生活パターンの中に深く入り込む必要があります。このハードルはそう低くはありません。
ですが、この「低くないハードル」を越えて、安定した消費を手にした時、その消費はライバル商品・サービスへの強力な対抗力となるでしょう。
ブログサイトの運営も同じコト
毎日、毎回、同じ品質の記事を提供することで、読者の皆さまの生活パターンの一部に入ることができます。
ブログ記事配信も「サブスク的精神」が必要なんですね!!
最後までお読みいただき、誠にありがとうございます!!
今後もビジネスモデルや商品のトレンド記事を書きますのでよろしくお願いいたします!!