【ゾンビランドサガ聖地】ライブ感満載!!「佐賀県」の転換点は

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「ゾンビランドサガ」はライブ感満載のアニメですが、それを実現しているのは【ゾンビ×アイドル×佐賀】の奇跡のトライアングルです。超リアルな場所の描写は、佐賀県の全面協力で実現しました。今回は「佐賀県の転換点」となったあるコトについて、関係者から直接聞いたココダケ情報をお知らせします!!

こんにちは、佐賀県には知人・友人・同志が数多くいる、不動産屋の2代目社長とっくんです。

【ゾンビ×アイドル×佐賀】という通常ならば考えられないような奇跡のトライアングルでを実現した佐賀県の転換点を探ります!!

【ゾンビランドサガ動画】ゾンビアイドルがライブでサガを救う?!
今回も『ゾンビランドサガ』の続編です。ゾンビアイドルがライブで佐賀を救う!!という他にはないストーリー。前回のブログ記事で「ゾンビランドサガ」の登場人物などの話を書きましたが、今回は【ゾンビ×アイドル×佐賀】の奇跡のトライアングルが可能になった背景を紹介したいと思います。

【アジアのハリウッド構想】が「佐賀県」のスタンスを転換した

『アジアのハリウッド構想』って??

聞いたこともないようなキャッチフレーズですが、かつて佐賀県が県を挙げて推進していた政策なんですよ。以下、新聞記事からの転載です。

【佐賀大に映像講座】アジア・ハリウッド構想 ~県が事業計画

新聞記事のタイトルをそのまま見出しにしました。

 佐賀県は二十五日、デジタル技術を駆使した映画やアニメ、ゲームなど映像産業の一大集積地を目指す「アジアのハリウッド構想」の二〇〇五年度の事業計画を発表した。手始めに市民も受講できる映像の専門講座を佐賀大に開設、佐賀の自然や景観を生かした映画やドラマのロケ誘致などに本腰を入れる。同構想は、世界の映画産業の中心地・米国のハリウッドにならい、約十年後をめどに、佐賀にデジタル映像産業そのものを育成し、地域振興を図る狙い。

同県は本年度から同構想を本格化、十一の事業に約二千六百万円の予算をつけた。地元出身の映画評論家、西村雄一郎さんを佐賀大講師に招き、学生や市民向けの映像講座をスタート。映像製作に携わる人材を育てるため、三年後には九州では珍しい映像学科を創設する方針。県内に残る八ミリ映像をデジタル化して保存する事業を障害者に手掛けてもらい、新たな雇用を掘り起こすとしている。

アジアのハリウッド構想は、古川康知事が就任以来掲げるマニフェスト(公約集)の重点項目。昨年末、情報技術(IT)、映画関係者、大学教授らメンバー七人の戦略会議を設置。三月、映像専門の大学誘致による人材育成や、映像産業の中心地を目指すとした基本戦略をまとめた。
アジアハリウッド構想(以下西日本新聞掲載2005年4月23日)

 

古川前知事が進めた【アジアのハリウッド構想】が基盤をつくる?!

佐賀県において〝異色の政治家〟と言えば、現衆議院議員で元佐賀県知事だった古川康さんです。

恐らく、この人が佐賀県の知事を務めていなければ【ゾンビ×アイドル×佐賀】のユニットができるキッカケすらも出来なかったことでしょう。

【古川康(ふるかわ・やすし)プロフィール】
1958年(昭和33年)7月15日生まれ。1982年自治省に入省。
以後、沖縄県、自治省消防庁、長野県企画課長、自治大臣官房情報管理官室、総理府国際協力
本部事務局、岡山県財政課長、自治大臣秘書官環境対策企画官、長崎県商工労働部長・同総務部
長など歴任。2003年4月23日 佐賀県知事に就任。現在は自民党の国会議員(衆議院)

 

『アジアのハリウッド構想』には、とっくんの同級生も側面から関わっていたので、生の情報が入ってきました。

この壮大な?というよりも奇奇怪怪な構想は、恐らく古川前知事自体も『どういうものにしようか?!』と走りながら考えて、徐々に形を変えて進化をしていったのですが・・・、そもそも、どのような発想から『佐賀県がアジアのハリウッド』とかの発想が生まれたのでしょうか?!

 

【アジアのハリウッド構想】はある人物の新聞投稿から?!

この流れはいろいろな説がありますので、断定的には書けませんが・・・、少なくともとっくんが知る限りにおいては以下のとおりです。

佐賀県出身のベンチャー企業家である井川幸広さんが、地元の「佐賀新聞社」のろんだん佐賀というコーナーに自らの持論を展開して、その中に『佐賀をアジアのハリウッドに』という考えを明らかにしました。

【井川 幸広(いかわ ゆきひろ】プロフィール】
1960年1月2日年生まれ。佐賀県東松浦郡七山村(現唐津市)出身の実業家。
映像クリエーターなどを育成、派遣する人材ネットワーク会社クリーク・アンド・リバー社(C&R社)の
代表取締役社長。Jリーグ・サガン鳥栖を運営するサガンドリームスの初代社長。

 

【佐賀県のココがすごい】その① ~佐賀県フィルムコミッション

『ゾンビランドサガ』が放送された際、視聴者の多くがあの「佐賀」のリアルな風景に驚いたことがかと思います。

今や、アニメをはじめ、映画やドラマでその土地のことを描く際に、その地域の「フィルムコミッション」の存在なくしては、企画自体が成り立ちません。

佐賀県のフィルムコミッションとは、佐賀県の古川康前知事の意向を反映した知事直轄の〝特殊部隊〟で、ここのメンバー(県職員)は、それまでの古い慣習を捨て、あらゆる努力を惜しまず、今や全国トップレベルのフィルムコミッションに成長したのです。

佐賀県フィルムコミッション
佐賀県フィルムコミッションでは、佐賀県の豊かな自然、広大な県土あるいは歴史的建造物などの恵まれた素材を映画、テレビドラマ、CM、プロモーションビデオなどのロケーションとしてご提供し、その撮影が円滑に進められるようお手伝いをします。

 

フィルムコミッションとは

フィルム・コミッション(英語:Film Commission)は、映画等の撮影場所誘致や
撮影支援をする機関である。地方公共団体(都道府県・市町村)か、観光協会の一部署が事務局を担当していることが多い。映画撮影などを誘致することによって地域活性化、文化振興、観光振興を図るのが狙いとされるため、地方公共団体が担当している場合、その部署はそのいずれかの関連部署になっているようである。

ウィキペディアから転載

ロケハンとは?!

ロケハンの説明です。

ロケーション・ハンティング(location scouting[1])は、映画やテレビの制作において、
主に屋外のロケ地(=スタジオ外の撮影場所)を探すことを指す和製英語である。
略称はロケハン。

ロケハンは、その作品の出来を左右する重要な作業です。

あの伝説のアニメ『アルプスの少女ハイジ』の伝説のロケハンのブログ記事はこちら ↓

【コンテンツ地域振興】究極のコンテンツツーリズムは【ハイジ】
このトップ写真を見て、この場所がすぐにわかった方?! あなた様は相当な「アニメ通」です!! 前回のブログ記事で『コンテンツツーリズム』について書きましたが、今回はその続編を書きます。

 

【佐賀県のココがすごい】その② ~クリエイターを生む土壌

佐賀県は優秀なクリエイターを多数輩出しています。

『ゾンビランドサガ』を作ったCygames社の渡邊耕一社長もクリエイター出身で、前述の井川幸広さんも同様です。

こうしたクリエイターを産む土壌としては、有田焼、伊万里焼、唐津焼などの焼き物技術とデザイン力、彼らを育成する高校の存在があります。

【自慢させろ!わが高校】佐賀県立有田工業高校(上)豊かな国へ工芸技術磨く
 ■勉脩-卒業後も成長

 

元々、このような風土・文化を持ってた上に、古川氏の『アジアのハリウッド構想』で、行政と民間がタッグを組んで、クリエイターを育てる環境を整えたので、この結果は明らかですね!!

 

【佐賀県のココがすごい】その③ ~行政と民間のタッグでスピード感

佐賀県がやることはとにかく早い!!

以前、ブログの記事の中で、タレントはなわさんの『S・A・G・Aサガ♪♪』のミュージックビデオには当時の古川康佐賀県知事も登場するなど、県を挙げてのPR合戦を繰り広げたことは紹介しました。

これだけではなく、AKB48の『フォーチュンクッキー』のビデオに佐賀県はいち早く登場してます。

古川康前知事も当然、踊っています!!

 

 

まとめ:『ゾンビランドサガ』には【佐賀県】が満載?!

今回のブログ記事では【ゾンビ×アイドル×佐賀】のユニットを可能にした『佐賀県の転換点』について、ココダケ情報を掲載しました。

次回以降のブログ記事では『聖地巡礼の見どころ』などを紹介していきます。

最後まで【資産に変えるゾ!!】赤裸々ブログを読んで・見ていただき、心より感謝しております!!

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